JRAの降着基準について

2013年に降着ルールが変更されてから、騎乗停止の基準がよくわからないという声が山程出ています。
ここでは、過去の騎乗停止事例を見てJRA側の基準を考えてみたいと思います。

日時 発生タイミング 降着対象との着差
2013年11月3日
東京11R
熊沢@アイムヒアー
ゴール前300m&
ゴール前100m
クビ差
2014年1月26日
中京10R
福永@ダイナミックウオー
ゴール前150m 3/4馬身差
2014年7月12日
中京12R
川田@スカイキューティー
ゴール前100m アタマ差+アタマ差
2015年4月18日
阪神12R
菱田@アイムユアドリーム
ゴール前20m アタマ差
2016年2月6日
東京7R
ベリー@ヴァンキッシュラン
ゴール前50m クビ差
2016年4月17日
中山11R:皐月賞
M.デムーロ@リオンディーズ
ゴール前200m ハナ差
2017年4月30日
新潟11R:谷川岳S
丸田恭介@タガノブルグ
ゴール前300m ハナ差
2017年7月9日
福島5R
木幡巧也@ハクサンフエロ
ゴール前400m ハナ差
2017年8月6日
小倉1R
富田暁@ペイシャルアス
ゴール前200m アタマ差
2017年9月18日
中山1R
丹内祐次@マイネルサリューエ
ゴール前100m クビ差
2017年9月24日
中山1R
柴田大知@ラプターゲイル
ゴール前100m ハナ差
2018年3月4日
阪神9R
浜中俊@パンコミード
ゴール前100m ハナ差
2019年3月9日
中京2R
森裕太朗@ダイリュウボーラー
ゴール前50m ハナ差

ルール変更から発生してる降着は以上の通り。
並べて見えてくるJRAの基準は

  • 妨害の程度によるが事象発生は概ねゴール前150m以内
  • 着差は概ね半馬身差以内

を共に概ね満たした時に降着か否かを考慮されるようです。
逆に言えば、直線半ばの事象は落馬しても失格になりませんし100m以内で被害馬が立ち上がるほど大きく減速するような斜行も着差が離れるので降着にはなりません

これはセーフ(2015年5月27日新潟8R)


これらの事象から騎手側にアドバイスするとすれば、中途半端な進路変更や寄せ方は降着の可能性があるので、ゴール前の斜行は大胆かつ強引に相手の勢いを確実に削ぐように乗るのが良いかと思われます。

解説動画も作ったよ

JRA降着ルールの個人的見解