アトランタ・ファルコンズが好きだ
アメスポには各チームがドラフトで指名していくであろう選手を想定するモックドラフトという遊びがありまして。
一人で作って発表するのもあれば、ファンが集まってそれぞれが指名していくというイベント的なものもあり。
その中には「うちのチームはここが穴だからこの選手」という真面目な人もいれば、「うちのGMは馬鹿だからこんなヘボを指名するに違いない」という捻くれた人もいたりして。
で、そんな捻くれ者の斜め下の1巡指名を披露したのがファルコンズ。
We got a SOUTHpaw
Welcome to ATL, @themikepenix!
— Atlanta Falcons (@AtlantaFalcons) April 26, 2024
この指名に対するファルコンズファンの反応をまとめるとこんな感じ。
Woke up and remembered what the Falcons did last night pic.twitter.com/gK8QAaG5Vx
— Jake (@SuperiorNBA) April 26, 2024
はじめに断っておくと、ペニックスJrは前評判の悪い選手では無いです。
1巡目指名に相応しい評価はありました。
問題は、ファルコンズが1ヶ月前に同ポジションのカズンズに4年1.8億ドル、保証1億ドルで契約してたって事でして。
野球で例えれば、FAで大物捕手を大型4年契約で獲得した直後のドラフトで大卒捕手をドラ1指名した感じ。しかもコンバート不可。
まぁ、ブレイディにロジャースにマホームズにetc…とルーキーQBをそのまま使わずお勉強期間を設けた成功例は数多い。
直近のジョーダン・ラブも成功しそうですし、ペニックスも最終的にどうなるかはわからない。怪我持ちのペニックスがフィジカルを充実させるのに2年という時間は有意義でもある。
問題は、2年後のペニックスは26歳という年齢だったり、4年契約だけど2年の保証年俸期間が終われば切られることが濃厚になったカズンズのモチベーションだったり、ペラペラD#を補強する素材が残ってたのに置いてけぼりにされたチームバランスであったり、QBに偏りつつも全体的に堅実な指名が多かった中で全米の笑いものにされているATLファンの心理状況といった所。
ただ、去年もドラフト終了時の評価が微妙だったライオンズが躍進しましたからね。
ほんと新戦力は蓋を開けてみないとわかりませぬ。