千玄室が好きだ

千玄室が好きだ

馬術の選手選考というのは苦労する部分が多く、日本と欧州で活動地域の別れた選手を机上の議論で比較するのは困難ですし、集めて選考大会をするのも馬という経済と物理的な問題が立ちはだかる。
そんな感じで五輪の度に裁判沙汰になったり理事が総辞職したりと00年前後の馬術連盟というのは揉め事が耐えないイメージだったんですが、千玄室大宗匠が会長に就いてからは段々と収まった感があり。
なんで?、と言われると理由はよくわからないのですが、茶道の力なのでしょうか。
そんな訳で、千玄室会長は余人をもって代えがたい存在なのです。

いや、流石に無理があるわ。
4年前はギャグっぽく書いてはいるんですが、もう割と真剣にアカンだろうと。
パリ五輪での銅メダルが「おめでとうありがとう」で終わっていて、マイルストーンとして機能していないのが残念でね。

東京五輪前までは「日本人が良い完成馬に乗ってもその能力を引き出せない」という意見を持つ人も少なくなかった訳ですが、JRAが大枚叩いて馬を集めた結果、総合馬術においては五輪トップクラスでも問題なく引き継いで力を出せることを証明し、馬場馬術では5%ぐらい落とす、障害はわからん。
という現在地点がわかった上、その残り香でパリでメダルを獲得できたのに、その後も相も変わらずお手々繋いで仲良く運営なのが歯がゆい。
完成馬で結果を残す次は、馬を作るというステップがあると思うんですが、壁が高いとはいえ何か仕掛ける動きはないものかと。
役員リストに障害馬術の横綱を20年以上張っていた杉谷泰造氏が入ってきたので、次の会長として期待。
まぁ、組織の長としての資質は分かりませんし、パリから4年後に就任した所で、どこまで動ける状況が残ってるかも分かりませんが。

かさぶたが好きだ

かさぶたが好きだ

フジタ”Jr”ハヤトが脊髄腫瘍を公表して早7年。
長期欠場から2023年に復帰して2024年に再度長期欠場。
次に来る大きな話題は死んだ時かなぁ、と内心思いつつ復帰を期待していたんですが、復帰の前にプロデュース興行の開催からエキシビジョンマッチという流れに。

ハヤト太ったなぁ。
太れてよかったなぁ。
サムライTVのインタビューでは「同じ姿勢でいると痛くなって30、40分動けなくなる」とか「左脚の感覚はない。本当に足首とかもゼロです。」など、かなり厳しい言葉が並んでいて病状としては隠すこと無くそんな感じなのだと思います。

で、インタビューを見るまで、自分の中では復帰して拳王の前に立つ所までを期待をしていたんですが、個人的にはその希望を収める事に。
なにせ腫瘍を取り除いて失った神経を補うのに「腰の神経を自分の細胞で移植をし、それをプレートではなく血液を固めてかさぶたを中で作って繋げている」というSFのような超技術が用いられてるわけで。
そんな不安定な神経では後ろ受け身すら超危険。
ボディスラム一発で半身不随の可能性があるわけで、試合に関してはハヤト当人以上に対戦相手がしんどい。
そんな無責任な責任を選手に負わせられねぇよなと。
それこそ、杖をつきながらセコンド介入ぐらいの役回りができる団体の余力があればいいんですけどね。
ヒロムちゃん無所属だし、ハヤトを司令長官にした新ユニット作れないもんかな。

NintendoSwitchが好きだ

NintendoSwitchが好きだ

ゲームを見てて「すげぇなぁ」と思ったのは、初代マリオギャラクシーの映像を見た時が最後だったかもしれません。
なもんで、購入競争を眺めてると、みんな偉いもんだなぁと。

任天堂の良さの一つに貪欲なギミック製作があると思ってるんですが、リングフィット以降、なんかその辺の動きが見えてこないのに残念なんですが、Switch2にはその辺の拡張アイテムはあるのかが気になる所。
直訳すると「リングフィットで競馬ゲーム出せ」という話です。
フルストライドなんて新規タイトルがあるみたいですが、開発の実績を見るとVRで何かやる以上の物が作れない感が満々で期待薄。
G1ジョッキーは4人程度のオンラインでもラグでゲームになりませんでしたが、カーレースとは別の壁があるんですかねぇ。

昭和が好きだ

昭和が好きだ

東京オリンピックの開幕式が生前葬にしか見えなかったので、正直な所ようここまで生きたなと。
個人的に昭和という時代の象徴でして、長嶋茂雄の退場を持って昭和の終了という事になります。
戦後と言い替えても良くて、むしろそちらの方が適切な気もするんですが、昭和100年という区切りもありますし。

アントニオ猪木の時も感じましたが、ジャンルのアイコンがいなくなる喪失感は何とも言えないものがあります。
そして、次はジャンボでその次に武豊か三浦知良。と下世話な想像をしてしまう己の性。
この辺までは全部見届けたいですなぁ。
その次になると大谷まで一気に飛ぶので、悔いはなくなるし。

しかし、徳光さんも死にかけたはずなのに肌艶よく元気やね。

クロワデュノールが好きだ

クロワデュノールが好きだ

という事で、ダービーは800円勝ち
他のレースもぼちぼち当たって全てひっくるめた懐に上乗せしたものを目黒記念でJRAに収めてきました
回り関係なく手前変えが下手な馬をこういう馬場で買ってはいけません。
という教訓をレースが終わった後に学ぶ。

しかし、クロワデュノールは強かったですねぇ。
予想以上に流れた所にダービーで先頭に立ってはいけないタイミングで立った瞬間は目標にされておしまいかと思ったんですが、押し切るんだから強いですわ。
操縦性の良さに甘えすぎてる感はあるんですが、こういう馬でかかってこいができるのは素直に偉い。
負ける姿を想像させませんな。

競馬予想が好きだ

競馬予想が好きだ

クロワデュノールから買えば良いだけなんですが、どう組み合わせてもしっくりこない問題
前半緩く、向正面でファウストラーゼンが捲くってからの勝負なのはすべての予想者が容易に想像する所であるものの、で、どうなるの?、という話で。
とりあえず捲った馬を放置した結果残っちゃうパターンはあるあるなので紐にファウストラーゼン確定。20-20で2周とかいう古風な調教は好き。

で、2人気はマスカレードボールですか。クロワのルートを頂きちゃんな馬は人気で買いづらいなぁ。
他の人気どころだとミュージアムマイルはモレイラマジックが過ぎてよくわからんし、ファンダムは北村宏司。

雨上がりの府中という強烈な追い風もあるのでダービーは内枠の鉄則を拾って、相手をショウヘイの一本に絞るのは有りかと思案。
京都新聞杯もきさらぎ賞も逆手前で苦労してレースも余裕も残し。ただ、これも馬の若さに対して人気しすぎなんだよなぁ。

クロワデュノールの単勝が2倍付くのでこれでいいかなぁ。
あとは、脳死してクロワデュノールから内6頭+ファウストラーゼンの中からワイドから10倍以上付くやつ買っといてお茶濁し。
もし当たったら目黒記念のスティンガーグラスに全投入。
こちらは月一クラスの勝負となります。

小倉茂徳が好きだ

小倉茂徳が好きだ

空力大好きっ子おじさんがポックリ。
心臓がやられそうな体系の人ではあったけど。

DAZNのF1解説で相当お世話になりましたが、他競技も含めここ10年で一番好きな解説者でしたね。
単に造詣が深いだけでなく、面白話の引き出しが無尽蔵で面白い。
そして難しい専門語を使いがちなジャンルでありながら、一見さんでも理解できるワード選択が実に巧み。
変にへりくだり過ぎもせず、かといって乱用して突き放すこともなく。
このさじ加減が個人的にピッタリ。

自分はシューマッハの頃に離れDAZNでお久しぶりで、かつここ3年はNFLシーズンの裏だけでしたが、良い解説者がいると見ちゃうんですよねぇ。
この穴を埋められる人はいるのかなぁ。
今宮さんは先に逝っちゃってますし、川井ちゃんは方向が違う。
そもそもDAZNのF1がいつまで放映権確保できるのか分かりませんが。

インドカレーが好きだ

インドカレーが好きだ

人に教わりインドカレーの作り方が分かった。
玉ねぎをフードプロセッサーでジュース状と言えるぐらい砕いたのをバターで気が済むまで炒め、そこに同量のトマトをぶち込み、10年越しに戸棚から発掘された謎のGABANスパイスをティーパックに詰めて気が済むまで煮る。
あとは適当に肉を入れるなり野菜を入れるなりして、最後にガラムマサラベースのスパイスを適当にぶち込んでカレーの匂いがしてくれば完成。
本格的に作ってる人からすれば怒られそうですが、自分なりのベースが出来上がったなと。
インドカレーの肝はスパイスよりもトマトだった、というのが個人的な結論。
あとは適当なアレンジで簡単かつ方向性を広く変える事ができるのも良いですね。
1週間ぐらい台所のスパイス臭が抜けない点を除けば。

マリンスタジアムが好きだ

マリンスタジアムが好きだ

Pist6で稼げてれば屋根も付けられたのにな・・・

熊谷氏がコンセプトは良いのに結果として落し所のセンスが悪いタイプでしたが、神谷市長はどうなりますかねぇ。
個人的には、屋根があろうがなかろうが、もつ煮のクオリティが維持できるかどうかで全ての評価が決まります。

カレブ・ユアンが好きだ

カレブ・ユアンが好きだ

GWは例によってサイクリングデイだった訳ですが、開けた瞬間このお方の電撃引退の報が。

野球でも個性的なフォームだと記録以上に記憶に残る選手となりますが、自分がロードレースを見てきて最も個性的な走りをしていたのがユアンでございました。
このサムネイルの前傾フォームよ。

CALEB EWAN | "POCKET ROCKET"

素人真似で25kmぐらいのスピードでも空気抵抗が減るのは実感できる。
後続の空気抵抗が増える狙いもわかる。
でも、こんなんでトッププロのスプリントスピードを出せるのは意味がわかりまへん。
まぁ、当人もこれだけの前傾をしていたのは売出し中の4,5年ぐらいで現役後半は割と状態を起こして踏んでいたので、動作解析的な効率は悪かったんじゃないかなと思います。
でも、あの一目でユアンと分かる姿勢は好きでしたねぇ。
競輪でも影響を受けてたであろう走りをしている人もいましたな。
追走の抵抗は増えるので機関車役としてどうなんやねんという感じでしたが。