標準偏差が好きだ

標準偏差が好きだ

尾辻勝称賛ページみたいな感じになってたので、何か書いときましょう。
個人的に色々ありましたが、その辺は一切書きません。


さて、ツイッター界隈で最もホットな逆神がこの方。

日本馬が強くなった or そうでもない論は、色々と難しい話になるが、指数派の人だと、昔も今もトップクラスはそう変わらないという論調が多い印象。
個人的に、その論調を否定するつもりはなく、むしろ支持寄りでもあるのだが、こういう指数の罠に嵌っている人は支持しない。
山崎エリカの指す弱くなり方は分からないが、仮定として日本馬が2馬身弱くなってるなら、日高の馬は4馬身弱くなっている、という事を言っているのに気付いていない。
何たる侮辱であるか。

栗東のウッド・坂路で東西の勝鞍が5年で2割動いた90年代前半や、ノーザンFが勝鞍を倍増させたここ5年の変化は、指数上でも破綻しないような理屈付けが必要だ。
キチンとした指数の人は上手い事折り合いを付けることが出来ているはずだが、折り合いが出来てないとこんな感じになるという見本である。

結局、スピード指数というのは標準偏差であり、偏差の山を外見だけで判断していると山の中身の変化に気付かない事があるという、色んな業界にも通ずる話。
数字と現象は対であり、それを理屈にして複数繋ぎ合わせて輪にすれば論理になる。
それが作りきれてない段階で批判的な事を書いても、基本的には損しかしないぜよ。

尾辻勝が好きだ

尾辻勝が好きだ

ちょっと小休止前にちょっとだけ残しておきたいことを。
このサイトを始めたのが2015年だから、もう5年近く前。
時の流れはえ~。そら老いるわ。

サイトを立ち上げる前に制裁情報を少し集めてみたところ、レースへの影響と同等以上にムチを始めとする扶助の妥当性を見ている部分を強く感じたのは、いい意味で予想外であった。
競馬的感覚より馬術的感覚に寄り過ぎてるぐらいで、世間から言われているような印象と全く違うもの。
これはなんでじゃろう、という部分も含め裁決委員をまとめてみたら、表題の人がいたわけである。
正直「裁決は素人」と言う馬鹿を炙り出すのに都合の良い人なので、大っぴらには出さないでいましたが、チラ裏なら、まぁいいか。

その尾辻さん。
障害馬術の元日本代表です。

98年W杯ファイナルの日本代表決定戦で、当時ブイブイ言わせてた広田竜馬らを破ってまさかの優勝。
初対面で牽引馬と勘違いしたほどの大型馬カラテキッドと共に、日本代表1枠の座を結果で獲得し、同年の世界選手権ローマ大会の代表にも選ばれたお方。
まぁ、翌年からファイナルの代表決定がポイント制に変わる辺り、日本馬術連盟が望んだ結果ではなかったような気もしなくもないですが、その辺のボンクラ騎手よりはよっぽど実績もあり理論も信頼できる。
競馬に経験がないのは確かですが、素人とは対極にいる人です。
その他の裁決委員にも昔の乗馬ライフで見た気がする名前がちょろっとあったりする訳ですが、選手実績の筆頭は間違いなく尾辻さん。

たぶん、競馬マスコミの大半はその実績を知らない。

ほんと、物事は否定から入らん方が良いですよ。
その尾辻さんも、昨年に裁決から離れて馬事公苑長に天下り異動。それ以降、JRAの裁決がレースの影響度に若干寄っている感もあるだけに、ちょっと疑問な判定を尾辻さんに色々と聞いてみたくもなるところ。
べつにそれが叶わなくとも、尾辻と広田竜馬と適当な騎手で対談を組んだ本が出たら3000円ぐらいは出しちゃうね。

市場取引が好きだ

市場取引が好きだ

前回とちょっと関連する話で。
競争馬の取引では値札が存在しない。
セリ市場なら買い手同士の値付けで分かりやすいが、庭先取引の場合は買い手が牧場と直接やりとりして値段を引き出す。
お値段が出てくればそれで良いし「他の人に話を持っていってからになります」とか「お前にゃ売らん」と門前払いなんて事も相当に減ったとはいえ今でも残っている話も聞く。
「素直に金額が出てくるのはその程度の馬」なんて格言もあるとかないとか。これも古くなっていて欲しい格言だけど。

そら大事な商品だし賞金や活躍度合いは下の価格にも関わってくるから人を選びたい気持ちも分からんでもないが、やってる事は越後屋登場前の商習慣そのまんま。

サラブレッド販売仲介のwellmetでは、仲介として取り扱っている幼駒を壮観なレベルで載せているが、価格は未定か売却済みだけ

「買いたければ連絡して来い」な訳だが、堂々と値付けする生産者が一人ぐらいいないものか。
生産牧場のサイトでも生産リストは載せてても価格を載せている所は皆無。
ファンドでの提供価格は明確なのに、個人相手の商習慣を打破しようという勇み足な人間がいない。
こういった状態は日本に限らず海外でも似たようなものだが、人の顔見て懐具合を探らずに、堂々と値札を貼って勝負する人がいても良いと思う。
生産者は技術者でもあるけど商売人でもあるわけだし。

繁殖馬セールが好きだ

繁殖馬セールが好きだ

日本の競馬を「ガラパゴスだ」と馬鹿みたいに揶揄する人は多くいますが、欧米と日本で最も違うのは繁殖牝馬に対する市場評価。

そんな現状に一石を投じようとしたのかは分からないが、今年から新設されたノーザンファーム繁殖牝馬セール
初回の目玉は最後のビワハイジ産駒プリメラビスタ。未供用。
これだけの良血をサラッピンでご提供した結果、6000万円という高額に。

ノーザンが良い馬を出せば上客も集まるわけで、価格の期待できる牝馬はジェイエスからノーザンセールへ。
建前上はノーザンFの上場頭数が増えてジェイエスのセールに出すのが面倒という理由でしたが、結果的にジェイエス潰しとなりそうな出足です
20年前にセレクトセールで起きた革命が繁殖市場でも起きようとしています。

ジェイエスの繁殖セールも毎年グリチャで「こんな良血馬が上場されてます!」と合田さんに紹介させてましたが、ノーザン様の威光にかかれば一発でこの結果。
結局、市場の活性化は小物が集まるより、大物が一発花火をぶち上げるのが手っ取り早く結果的に専有化されていくという、様々な産業に通じる歴史を繰り返すことになるんでしょうかね。

ラタビアスマレーが好きだ

ラタビアスマレーが好きだ

やっぱり、外厩に任せるのが一番だな

という残念な話は置いといて、我らがセインツの話。

NO 36 – 25 CHI

https://twitter.com/Saints/status/1186067979047489537

大黒柱のブリーズをだけでなく、今週は戦術の柱であるカマラまでOUT。
鉄壁の熊さんD#を攻略する武器を失いどう転んでもムリゲーと思ったら、あっさり勝利。
点差は11点差でしたが4Q時点では26点差を付けており、内容は完勝。
終わってみたら熊さんD#よりセインツD#が暴れまわる結果。
ベアーズが喫した2回のファンブルを物にしただけでなく、ランを16ydsに抑える完ぺきな内容。
というより、ベアーズはランプレーが7回だけで残りはパスという、異様に偏重したプレーコールが謎。
怪我から復帰したてのトゥルビスキーが好調な訳でもなく、むしろプレッシャーに晒されてただけに、何でこんな酷使したんですかね。

セインツO#の出来も悪くなく、ブリーズの代役であるブリッジウォーターも週を重ねる毎に出来も向上。
レシーバーとの息も合いつつありますし、オフには良い値で売れそう
苦戦と思われたライン戦も健闘しラタビアス・マレーが119ydsとよく走りました。

シーズン早々にブリーズ終了でチームも終了と思ったら、7週終了時点で6勝1敗と望外の成績。
正直、ブリッジウォーターも控えとしてはサラリーが高く抱えるのは疑問だったのですが、フロントの判断が100%正しかったようです。
NFCは唯一の全勝が49ersという単勝万馬券な状態だけに、1位通過も夢ではない感じになってきました。
クソ審判に出会わなければ今年こそスーパーボウルだ

ヒシゲッコウが好きだ

ヒシゲッコウが好きだ

あまり予想は載せないんですが、菊花賞の軸にしている馬を。
札幌の開幕週で大外周って及第点の時計出してるんだから普通に強いよね、っていう馬なんですが、それ以上に期待しているのが堀厩舎がノーザンに戻さず3ヶ月ガッチリ鍛えたという事実。

トレセンで馬を作る文化がどんどん消えつつありますが、馬房の回転が忙しいトップステーブルの中でも夏に数ヶ月みっちり鍛えて秋に花を咲かせるケースは少しだけ残っている。
例えば松田国英厩舎は新馬を下ろすのに今でも2ヶ月以上じっくり鍛えるし、藤沢和雄厩舎でいえばスピルバーグを夏場に戻して乗り込んで天皇賞を取らせた事があったし、土田厩舎もハイランドピークを復帰まで3ヶ月乗り込んでエルムSの面影が吹き飛ぶ不振に陥ったり

ヒシゲッコウも7月末の阿寒湖特別から9月頭の段階で菊花賞直行宣言。
その間、外厩に出さず3ヶ月もトレセン管理下で調整したのは、近年では珍しい。
これが下位厩舎ならプラスどころかマイナスにもなる要素だが、手掛けているのは天下の堀厩舎。
本来なら少しで馬房を回転させて2歳馬を使いたい時期に、手元に置いた結果を見てみたい。
そして、願わくば良い結果を残して欲しいというのが、率直な思いである。

メールドグラースが好きだ

メールドグラースが好きだ

正直、ゲート枠見た時点で終わったと思ってたんですがねぇ。

2019 Stella Artois Caulfield Cup won by Mer De Glace!

1角外回されて流れのまま後ろに下げて、6,7頭分外ぶんまわしとか、自分が馬主なら勝浦からルメールへの切り替えを決断するところです。

こういうのを見て思うんですが、凱旋門賞の直後に「日本馬は弱くなっている」と言ってた人はどういう感想を出すんですかね。
まぁ「ウィンクスが33連勝でもクルーガーと2馬身半差だろ?」とか言っちゃえば、豪州の中長距離路線を腐すのは簡単な訳ですが、ベタールースンアップに捻られた歴史もあるわけでね。
やっぱり、物事否定から入ると良い事はないですよ。うん。

jabroniが好きだ

jabroniが好きだ

jabroni(ジャブロニ)とは、WWEのロック様がジョバー(負け役)を罵る時に使ってた造語。
でも、ここではWeb上の個人アカウント名を指す。

米国在住の日本人として、ほぼ毎週欠かさず「WWEを真面目に見る」というブログでWWEのTV大会結果レポートを書き、「NFLの黄金郷」というブログで49ersの試合レポートを書いてきたjabroniさん。
個人ブログが縮小化していく中で、10年以上に渡って素人離れした文量を現地から日本語レポートしてくれたjabroniさん。
WWEとNFLという日本でのファンが限定されるコンテンツに対し、高い熱量を維持し続け日本語の良質なエントリーを提供し続けてた訳ですが、14日に突然の更新終了宣言。

jabroniさんに何があったのかは知る由もないですが、ショックの一言。
WWEは相変わらず迷走に近い状態ですが、49ersは暗黒期から抜け出しつつあるこのタイミングでの終了は無念な部分も大きいかと思います。

というか、正直なところ。

上質な日本語情報サイトが消えてしまう事がめっちゃ痛い。

まとめブログにはない、自分の言葉で綴るレポートサイトがどんどん減ってしまってる現状。
時代の流れを感じて辛いですなぁ。

忙しい日曜が好きだ

忙しい日曜が好きだ

午前にF1鈴鹿GPがあって、昼にもF1鈴鹿GPがあって秋華賞もあって、夜はラグビーW杯日本vsスコットランド。
このまま仮眠取って3時からNFLのお時間です。

新日の両国が日曜に被ってたら死んでたね。