中京2019年3月9日制裁情報【騎乗停止有り】

斜行:3件【騎乗停止有り】

中京2R
騎手 森裕太朗(ダイリュウボーラー)
制裁 決勝線手前で外側に斜行したことについて平成31年3月16日から平成31年3月24日まで騎乗停止(実効4日間)
加害馬 4番 被害馬 1番
短評 ゴール前で右手前に左ムチを入れながら外へ併せに行く動きが大きくなりすぎ、1番トーホウフレーテを外へ追いやった。追いやられたトーホウフレーテはその外にいたメイショウフクイクと接触し脚色が鈍った。
ハナ差入線で加害馬降着により着順入れ替わり。
降着基準に関する考察はこちら

以前から書いている事の繰り返しになるが、騎手要因としても接触規模に対して騎乗停止が重すぎる。
裁量への影響度は降着≒落馬となっているが、降着と裁量を結びつけると降着にならないほどガッツリ削ればとよかったという話になってくる。
カテゴリー1で運用するなら、この降着と裁量の関係性は絶対に見直すべき。降着分の色を付けるのは分かるが現状は過剰だ。

パトロール映像(正面)

パトロール映像(斜め)

中京7R
騎手 鮫島克駿(エリンズロマーネ)
制裁 最後の直線コースで外側に斜行したことについて戒告
加害馬 1番 被害馬 12番
短評 残り400過ぎで外の進路へ持ち出そうとした際に12番アウステルリッツの進路をカット。
中京7R
騎手 藤岡康太(ストロングレヴィル)
制裁 決勝線手前で内側に斜行したことについて過怠金10000円
加害馬 6番 被害馬 1番・5番・3番
短評 直線右手前も内にモタれ気味。何とか左ムチで持たせていたが、残り100で左手前に変えると内へスーッとヨレて1番エリンズロマーネを煽った。

2Rに関する話の続きとなってしまうが、着順影響が降着に相応するのであれば、この事象も馬要因で間接的ながら3着、4着への影響は否定出来ないわけで、相応に裁量を加重する必要が生じてくる。
「確実に着順入れ替わり」と判定される事象はごく一部だが「もしかしたら着順入れ替わり」や「被害馬同士で着順影響」な事象は山ほどあるわけで、前者だけ異様に重くする運用には違和感しかない。

パトロール映像

中継映像