永久欠番が好きだ

永久欠番が好きだ

チームに所属したレジェンドを称える一つの手段が永久欠番。
プロスポーツにおける一つの美学であるが、あまりに増えると任命のハードルが高くなったりヤンキースのように背番号が無くなったりするし、時が経つと称えて空けた背番号が、存在しないが故に何となく風化してくる感もある。
なんかうまい方法はないかと思った所で出会ったこのニュース。

NFLのテキサンズからカーディナルスに移籍した、リアル北斗の拳ことJJワットさん。
背番号は常に99を背負っていたものの、その番号はマーシャル・ゴールドバーグの永久欠番。
そこで遺族とワットが直接交渉したところ、許しが出てカーディナルスでも99を付けれる事に。

落語の名跡も先代の遺族や弟子が名前を預かっている、という事が少なからずありますが、今回の話はそれに近い感じ。
永久欠番の使い方として一番良い形のような気がしました。
仕舞ったままの永久欠番も、こんな感じで定期的に天日に晒すのもいいかもしれませぬ。
まぁ、日本は大事な番号をドラ1に渡しちゃう悪習があるのも難ですが。