林家こん平が好きだ
またも流れをぶった切って話題の話
落語家 林家こん平さん死去 77歳 大きな声と明るい人柄で人気 #nhk_news https://t.co/GjUNRjDuOY
— NHKニュース (@nhk_news) December 21, 2020
チャラーン!
を最後に聞いたのも15年以上前。
落語を聞きはじめる前に倒れてしまってるので、生の高座は聞いたことがない。
落語家としてどんなものだったかは分からないが、黙ってもある程度売れる笑点メンバーなのに落語集が殆ど出てない時点でお察し、という評価が一般的と思われるし否定もしないが、たい平を世に送り出しただけで十分評価に値するとも思う。
正直、先代三平の色物的な要素を色濃く受け継ぐこん平から古典ど本線のたい平が出てきた理由がわからないのだが、自伝を読むと志ん生に気に入られて何本も稽古を付けてもらった、それも崩した志ん生落語ではなく、型通りの古典落語を付けてもらったと書かれていて、個人的には腑に落ちた。
稽古を付ける事はできたとしても自身が出来たかどうかわからないし、そもそも客に古典を求められてなかった訳だけど、淡々と演るこん平を聞いてみたかったなと、たい平を見る度にちょっと思うのであった。