国枝栄が好きだ
ダビスタの藤枝調教師は藤沢和雄がモデルではなく、藤沢と国枝のチャンポンという説。
でも、95年当時の成績を考えると国枝は若干の後付感
って事で国枝栄師が初の著書を出すらしい。
雑誌媒体で発言が載る事も多い人だったので、初出版というのは意外。
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三冠牝馬を2頭手掛けた唯一の存在であり、競馬界に物申す代表格。
美浦の現状を嘆いて「JRAが悪い」で締めるのが定跡とされる。
「自分が不利益になっても~」とか言ってる割に、内容は自分の利益になることが基本だったりして、森師や矢作師に名前は出さないものの「美浦の連中は文句ばかり」と著書の中で書かれたり、矢作師に至っては国枝厩舎の調教をつけてた中谷を自分の所で引き取り、当て付けの如く乗せまくったり。
そういえば、おたくの国分優作さんも関西へ行ってから随分と待遇変わりましたなぁ。西浦さんは国枝さんの3倍は馬を回してましたね。
と、皮肉りたい事もあるが、調教師としての腕、実績は当代随一。
調教師としては何一つ文句のない人だが、競馬人として業界に対する提言となると「ん~?」みたいな部分もあるのは、岡田繁幸に通ずる所も。
競馬人の出す本は、1作目が良本で2作目以降は即ブックオフが定番であるが、初著作の今回は期待が大きい。
しかも出版元の紹介文を見ると、何やら除外問題にも踏み込んでいる様子。
ここ数年では、一番注目している競馬本。
何の仕掛けもなく「出走数の最大化を図れ」みたいな事が書かれてたら、表でも取り上げてみたいと思う。