レッスルマニアが好きだ

レッスルマニアが好きだ

18のホーガンvsロックが至高であり最高。
異論は認めない。
但し10のHBKvsレイザー・ラモンでも良し。
あ、29のテイカーvsCMパンクも素晴らしかった。
他には・・・って続けてると話が進まない。

という事で現地日曜、日本時間月曜はレッスルマニア34です。

過去に例のない日本人推しカード。
でも他にもカードは目白押し。
せっかくだから1試合ずつ触れてみよう


■キックオフショーその1 – アンドレ杯バトルロイヤル
ドルフ・ジグラー、マット・ハーディ、etc…

キックオフショーというのは所謂前座。
2014年以降は本線に出れるアングルが組めなかった人たちをここに押し込めるのが通例。
後々を考えればマット・ハーディが残ってる所にブレイ・ワイアットが絡んで来るなんて仕掛けが考えられるけど、キックオフショーは所詮キックオフショーなので、適当にヒース・スレイターでも勝たせればよろしいのではなかろうか。

■キックオフショーその2 – ファビュラス・ムーラ杯女子バトルロイヤル
サッシャ・バンクス、ベイリー、etc…

今年新設された女子バトルロイヤル枠
女子レスラーの草分けファビュラス・ムーラ杯の名前で大々的に立ち上げるも、自分のレスリングアカデミーの女子生徒を男子レスラーに夜のお供として斡旋するとか、ブッキングした女子レスラーのギャラの大半をピンハネしてた等の功績が再評価されて無かったことに。
サッシャ・バンクスとベイリーの無駄に引っ張ってる仲間割れ抗争がここで決着するというのが自然な見方。
でも、決着したと見せかけて、また翌日以降もダラダラ続くと思われるのが最近のWWEスタイル。

■キックオフショーその3 – クルーザー級王座決定トーナメント決勝
セドリック・アレクサンダー vs ムスタファ・アリ

205LIVEのコケてる臭が抜けないのは、スマックダウン終了直後に収録してるから。スマックで燃え尽きた客にもう一度燃えろと言っても、消し炭はそんなに燃えませんので。
試合内容は悪くないと思うんだけどねぇ。単独で興行打てる位の規模にならないと、エンドレステコ入れな状況が続くのではなかろうか。
勝敗はともかく、この試合は間違いなく盛り上がる事必死。でもキックオフショー。
日本人レスラーもこの空気からのし上がるのは大変。戸澤はともかく、小林健太さんの首もそろそろ寒くなってきた。
GTSが解禁されたのに速攻で相手壊して再封印とか、とことん持ってない男である。

■US王座戦 – フェイタル4WAY
ランディ・オートン(C) vs ボビー・ルード vs ジンダー・マハル vs ルセフ”デイィィィィィィィィィィィィ”

ヒールなのかベビーなのか試合中に分からなくなる時がある3人とカナダ産インド人
“グローリアス”ボビー・ルードのベルトをオートンが取って、そこにシン・ブラザーズの親分が絡んできてトリプルスレッドとか言ってたら、なんかタッグマッチでルセフがオートンからピン取って俺も参加させろとか言って4WAY戦。
アングルが雑。でもオートン以外はサマースラムまでこの流れが続きそう。
とりあえず、ルセフに巻かせておくのはいかがだろうか。
取られるまで毎日がルセフデイ。

■IC王座戦 – トリプルスレット
ミズ(C) vs フィン・ベイラー vs セス・ロリンズ

レッスルマニアのメインがミズvsシナという黒歴史、なんて言われようも今や昔。
どんな相手でも試合を作れて、ミストラージというセコンドも育て上げた歴史に残る名大関となりました。何よりもどれだけ負けても格が全く落ちないポジションを築いたのが素晴らしい。
ベイラーもロリンズもユニバーサル王座を争うべき人材だがレッスルマニアはIC王座。
誰が取っても文句は無いけど、ミズに持たせておけば先々まで問題なし。
RAWとスマックでシャッフルするなんて噂があるけど、どんな相手でも、とりあえずの門番としてミズを立たせておけばよろし。

■RAWタッグ王座戦
シェイマス&セザーロ(C) vs ブラウン・ストローマン & X

次期タッグ王座挑戦バトルロイヤルに一人で参戦したストローマンが勝利
でもタッグ王座やん、暴れん坊でボッチのお前にパートナーおるんか、いないやん、どうするねん。という流れ。
色々とコミカル要素が強いけど、ストローマンはベルトに関係なく浮いた人間相手にアングル組ませた方が色々と便利なので、”The Bar”シェイマス&セザーロがXからピンを取る方向で。

■SDタッグ王座戦 – トリプルスレット
ウーソズ(C) vs ニューデイ vs ブラジオン・ブラザーズ

ウーソズとニューデイによる100年抗争に元ワイアットファミリーの棍棒兄弟ブラブラが参戦。
ブラブラの問題は瞬殺のスカッシュマッチを数ヶ月も続けた流れを王座戦のアングルでも続けて異常な強キャラ設定にされてること。
こういうレスラーにベルト持たせると落とし方が難しくなるので、ニューデイに取らせてハッピーエンドにしておきましょ。

■RAW女子王座戦
アレクサ・ブリス(C) vs ナイア・ジャックス

小娘アレクサに良いように使われてたナイアが、実は裏で陰口叩かれてることを知り「おのれアレクサ、許さん」と怒り心頭、というアングル重視の王座戦。
ここは、ナイア姉さんが逃げながらセコンドを利用しつつアレクサを最後に捕まえて戴冠、そしてロンダ・ラウジーとの抗争へ。
アングル重視らしく自然な流れを活かしたい。

■SD女子王座戦
シャーロット・フレアー(C) vs アスカ

RAWがアングル重視なら、SDはスポーツライクな王座戦。
ロイヤルランブルで優勝して「いま一番強いやつとやりてぇ」と大阪のおばちゃんが所属番組の枠を超えて挑戦表明。
WWEの参戦から無敗を続けるアスカだけど、勝ち続けることで存在がアンタッチャブル化。
アスカは悪いレスラーではない、むしろ素晴らしいレスラーではあるけど使いづらい事この上ない。
幸いなことに、ロンダ・ラウジーの登場で止められるレスラーが出てきたものの、その過程までに出てくるレスラーは全て踏み台化。
その中にフレアーの娘まで組み込まれてしまったのはちょいと残念。
見た目も動きも内容もこれまでの女子レスラーとは格が違う存在。女子部門のアイコンになるべきはロンダでもアスカでもなくフレアーだと思うのだけど、今は伏雄の時。

■ タッグマッチ
ダニエル・ブライアン&シェイン・マクマホン vs ケビン・オーエンズ&サミ・ゼイン

みんなのアメリカン・ドラゴンさんが帰ってきたよ。
でも、脳震盪ってアメリカではかなり危険視されてるけど、復帰して大丈夫なのかしら。
KOとサミは負ければ追放。WWEの文脈で言えば、こういう試合は追放される側が負けまへん。
ブライアンの負け方が今後の仕込みに繋がるものなのかが注目点。

■ WWE世界ヘビー級王座戦
AJスタイルズ(C) vs 中邑真輔

ニュージャパンの名勝負をレッスルマニアでもお届け。
中邑の英語はやはり通用してない様子でマイクは少々空振り気味。
なら、黙って試合で魅せたらええねんと。
勝っても負けても、アメドラ・ブライアンが待ってるぞ。

■WWEユニバーサル王座戦
ブロック・レスナー(C) vs. ロマン・レインズ

リメンバー、レッスルマニア20。ノーモア、ゴーバーvsレスナー。
ほんとこれどうすんのよ。
WWEはレインズアンチを転換させる最後のチャンス。
もう既に逸した感が半端ないけど。
何とかしろよ。
どうにかなる気がしないけど。

■ミックスドタッグマッチ
ロンダ・ラウジー&カート・アングル vs ステファニー・マクマホン&トリプルH

全米的には一番の注目カード。総合格闘の枠を超えて一時は女子スポーツ選手の象徴的存在に。
UFC女子部門が興行の柱になるまで成長させたのはこの人のおかげ。
試合内容はどうでもいいじゃない、楽しめよっていうカード。
でも、ロンダが何を決め技にするのかは気になる所。
まさかバックフリップのまま行くのかしら。
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