中山2018年12月28日制裁情報

斜行:4件

中山8R
騎手 丸山元気(ホーカスポーカス)
制裁 最後の直線コースで外側に斜行したことについて戒告
加害馬 10番 被害馬 13番
短評 残り200で外の進路へ持ち出した際に13番セグレートシチーの進路をカット。
中山10R:立志S
騎手 黛弘人(デザートスネーク)
制裁 3コーナーで内側に斜行したことについて過怠10000円
加害馬 5番 被害馬 6番
短評 残り800辺りで内へ軽くヨレて6番ジュンスパーヒカルを煽るような感じになった。
中山11R:ホープフルS
騎手 松田大作(ヒルノダカール)
制裁 最後の直線コースで内側に斜行したことについて過怠金10000円
加害馬 4番 被害馬 11番
短評 残り300で11番ヴァンドギャルドを外から押し込んだ。
その後、押し合ってる最中に下記事象が起きて被害が拡大した。
騎手 M.デムーロ(サートゥルナーリア)
制裁 最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金30000円
加害馬 被害馬 2番・11番
短評 ミルコは考えた。
一時は離婚話から騎乗が荒れたものの、ここ3ヶ月は安定して乗れている。
このまま行けば制裁リーディングは回避できる。
しかし、上にいる2人は果たして制裁リーディングに相応しい人物なのだろうか。
山田はたった一度の大ポカ、鮫島駿は必死で戦った末にムチ制裁が積み重っただけではないか。

ミルコは思った。
未来ある若者にそんな称号を与え、訳の分からんブログやyoutubeに晒し上げられるような事をして良いのだろうか。そんな思いが頭を過った時、彼は自然と2番ブレイキングドーンを外へ押し出し、後ろにいた弟クリスチャンが跨る11番ヴァンドギャルドの進路を潰していた。

もう、彼は単なるイタリアから短期免許でやってきた若手の有望株ではなかった。
JRAの馬で数々の栄冠を勝ち取りJRAの馬で世界と戦う、れっきとしたJRAジョッキーになっていたのである。
決して、福永が外から絞ってきたのにイラッと来てぶちかましたのではない。
まさに日本の美徳、仁義と自己犠牲の心意気が詰まった走行妨害。
逆転の制裁リーディングおめでとう!


コメント

  1. 名無し より:

    メタボ教授さんの記事にあったリンクから飛んで来ましたが、こんな勉強になるブログがあったのを知りませんでした。

    デムーロ騎手の思いやりには感服です。
    山田騎手や鮫島騎手にはデムーロ騎手のようなG1を取れる騎手に成長して欲しいと願っております。

    • Luthier より:

      コメントありがとうございます

      デムーロの思いやりには涙が止まりません(涙)。
      とまぁ、冗談はともかく、取るべき人が取るんだなと関心しますな。
      適当にやっておりますが、よろしくおねがいします。