東京2018年10月8日制裁情報【騎乗停止有り】

斜行:5件【騎乗停止有り】
接触:1件【騎乗停止有り】

東京3R
騎手 柴田大知(マイネルサーパス)
制裁 決勝線手前で外側に斜行したことについて平成30年10月13日から平成30年10月21日まで騎乗停止(実効4日間)
加害馬 10番 被害馬 6番
短評 残り200で先頭に立った所から内へ外へふ~らふら。
見せムチ使ったり体重移動したりと何とか持たせようとしていたが、ゴール前で左手前に変えられた瞬間外へ吹っ飛び6番エトワールの進路をガッツリカット。

さてさて、今年一番の問題事象である。
同じ一文を一昨日にも書いたような気もするが、今回は完全な疑問制裁である。
典型的な馬に遊ばれた形で通常なら2日停止制裁となる事象に見えるが、馬に調教注意処分は下されず騎手に4日間停止裁定は、ほぼ騎手責任とされた形。
確かに加害馬のマイネルサーパスは前走(参考リンク)でも抜け出した所で遊んで斜行制裁を受けた馬ではある。
こういった馬に対し不用意なムチの使用での斜行なら見た目より重くなるのも分かるのだが、今回は大きな扶助も使わず気を使って乗ったように見える。

採決は何を持ってして騎手責任としたのか、何が不適切な扶助だったのか、不十分だったのか。
その根拠を是非とも教えて頂きたい。裁量の根拠が全く理解できないのは、2016年の小倉記念以来だ。
大知は不服申立てしちゃえよ。

パトロール映像(正面)

パトロール映像(斜め)

東京4R
騎手 松岡正海(ダウラギリテソーロ)
制裁 発走後に内側に斜行したことについて戒告
加害馬 13番 被害馬 9番・8番
短評 発馬から勢いよく内へ入ろうとするも上手くコントロールできず9番ナランフレグを押し込んだ。
東京7R
騎手 木幡育也(ドヒョウギワ)
制裁 4コーナーでの御法(前の馬に接触した)について平成30年10月13日から平成30年10月14日まで騎乗停止(実効2日間)
加害馬 12番 被害馬 13番・3番・14番・9番・6番
短評 4角で少し下がってきた13番グレイスニコに接触して落馬した。
通常、接触しての自爆落馬は5万~10万だが、その中に他馬を落馬に巻き込んだ事象は無かったか。
自爆落馬で他馬を巻き込むと騎乗停止になる模様。
東京11R:グリーンチャンネルC
騎手 藤掛貴志(ナムラミラクル)
制裁 発走後に内側に斜行したことについて過怠金50000円
加害馬 15番 被害馬 9番
短評 先行争いで出ムチを入れながら外から勢いよく入ろうとした際に9番ルグランフリソンの進路を見事にカット
東京11R:グリーンチャンネルC
騎手 蛯名正義(モルトベーネ)
制裁 最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金10000円
加害馬 3番 被害馬 8番
短評 直線外の進路へ持ち出した際に8番ワンダーリーデルの進路をカット
騎手 柴山雄一(タガノディグオ)
制裁 最後の直線コースで外側に斜行したことについて戒告
加害馬 2番 被害馬 3番
短評 上記事象の直後、外の進路へ持ち出した際に外へ動きすぎて3番モルトベーネを煽った