阪神2022年4月9日制裁事象

斜行:3件
御法不良:1件

阪神3R
騎手 城戸義政(ナムラダイゴロー)
制裁 発走後まもなく内側に斜行したことについて戒告
加害馬 15番 被害馬 8番
短評 位置取り争いで内へ入っていく際に8番モーゲンの進路をカット。
阪神4R
騎手 酒井学(タガノタンゴ)
制裁 最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金10000円
加害馬 2番 被害馬 1番
短評 残り200辺りから内へ外へふらふらした際に1番ショウナンパラボラを追いやった。
前を走る6番モーダルジャズの動きも影響した感じ。
阪神9R:白鷺特別
騎手 川田将雅(ハーツオブシャカ)
制裁 最後の直線コースでの御法(右あぶみを踏み外した)について過怠金100000円
加害馬 6番 被害馬 7番・5番
短評 残り100辺りで突然川田が体勢を崩して落馬、落馬した川田を避けようと5番ダノングレーターの富田が大きく身を外に出した際に耐えきれず落馬した。

なぜ落馬したのかパトロールを見ても確定的な部分が分からなかったが、単に脚を入れようとした際に踏み外しただけだった模様。
鐙を踏み外しての落馬は、2018/5/27:京都6Rの荻野以来
類例として他に2017/1/15:中山5Rの野中もあるが、被害馬の無かった野中が過怠金5万で、他馬に軽くご迷惑の荻野が過怠金10万。
この辺は自爆落馬の運用と同様で、ならば他馬を落馬に巻き込んだら騎乗停止2日かと思ったが、過怠金で済んだのは意外。

考えられるのは、単純に自爆落馬と運用が異なるか、4年の間に運用が変わったか、もしくは富田の対処にもよろしくない部分があったと評価したか、はたまた障害物が馬体か人体かで判定が異なるのか。
さらに捻くれて陰謀論的に裏読みしてみると、前例とは裁決文が微妙に異なっており(「バランスをくずして落馬した」の一文が今回は入っていない)、その辺に川田の努力判定が含まれているか。

阪神12R
騎手 幸英明(タガノペカ)
制裁 発走後に内側に斜行したことについて戒告
加害馬 13番 被害馬 12番
短評 位置取り争いで内へ入っていく際に12番オカリナの進路をカット。
被害馬は結構ガッツリやられていたが、外の馬も内へ入ってきており裁量は考慮された。