中京2022年2月5日制裁情報【騎乗停止有り】

斜行:4件【騎乗停止有り】
ムチ:1件
斤量:1件

中京1R
騎手 西谷凜(エンジェルモモ)
制裁 負担重量について注意義務を怠り過怠金50000円
対象馬 5番
短評 先週に続く斤量制裁(デビューから6回目)
51キロの騎乗で今回も減量絡みだろう。
中京4R
騎手 西谷凜(ピエナカイト)
制裁 1コーナーで内側に斜行したことについて戒告
加害馬 13番 被害馬 3番・2番
短評 位置取り争いで内へ入ろう動いて3番ビロードシーンの進路が狭くなった。
中京5R
騎手 岩田望来(サブライムアンセム)
制裁 2コーナーで外側に斜行したことについて過怠金30000円
加害馬 2番 被害馬 8番
短評 ポケットの出口で上手く回れず口を割りながら外へヨレて8番アールフォルスの進路をバッサリカット。
中京5R
騎手 池添謙一(ハギノモーリス)
制裁 最後の直線コースで外側に斜行したことについて令和4年2月19日から令和4年2月27日まで騎乗停止(実効4日間)
加害馬 5番 被害馬 9番・2番
短評 直線右手も内へモタれ通しで外手綱を何度も開いて一苦労。
真っ直ぐ走り始めた所で外へ併せようとしたのか左ムチを一発入れたら外へ吹っ飛んで9番バンデルオーラと2番サブライムアンセムをまとめて弾き飛ばした。
入線後に審議で3着に降着。

サブライムアンセムとの関係は事象前後の脚色差が明確で頭差入線となれば、昨年から審議基準が厳しいとはいえさすがに対象で降着も文句なし。
問題は2着のバンデルオーラとの関係性。
事象発生時には頭差まで詰めており、脚色も若干優勢。ただ、事象時の影響の大きさと入着時のクビ~半馬身差の着差に、去年審議せずに流した事象を考えるとなかなかに微妙。
サブライムアンセムがいなければ、審議降着になったかどうかは五分五分ぐらいではなかろうか。

もう一点難しいのは裁量。
ムチからの逃避という馬要因の事象なのだが、6月の前走新馬戦でもムチを打つ度に外へ内へと吹っ飛んでいた馬。
騎手も逃避する可能性を把握できる馬に対して、寄せていく過程でムチを使用するのは不用意で騎手の過失という解釈もできる。
過去の例でも判定が分かれると感じる部分で、最近の甘めな裁決なら考慮するかと思ったが騎乗停止満額回答。
モタれるのを修正するためのムチではなく、右手前で寄せに行く際の左ムチで騎手過失判定になるのも仕方ないか。

パトロール映像(正面)

パトロール映像(斜め)

参考:ハギノモーリスの前走(2021年6月12日東京5R:新馬戦)

中京10R:エルフィンS
騎手 和田竜二(ディオサデルソル)
制裁 最後の直線コースで内側に斜行したことについて戒告
加害馬 7番 被害馬 10番
短評 直線に入っても殆ど左手前で内にモタれて仕方がない。
左ムチを入れつつ何度も外手綱を開いて持たせようとしていたが、残り100手前で内へヨレて10番タナザウィングの進路をカットした。
中京11R:アルデバランS
騎手 福永祐一(スマッシングハーツ)
制裁 最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について戒告
対象馬 7番
短評 残り200過ぎから12連打
中間で一旦間隔を開けていたが、腕は手綱から離して動かしており、使用と判定されたと思われる。