中山2021年4月3日制裁情報

蛇行:1件
ムチ:1件

中山3R
騎手 江田照男(ゴールドブリーズ)
制裁 最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金50000円
対象馬 9番
短評 残り200過ぎから12連打
中山3R
騎手 C.ルメール(ジャングルキング)
制裁 制裁なし
対象馬 1番
短評 顔を外ヘ向けた瞬間にゲートオープンして、外へ突撃発馬。
2番モメントグスタールに接触して被害馬は落馬した。
ジャングルキングには発走調教注意処分で騎手はお咎めなし。1完歩目から斜めに飛び出し接触する事象は定期的に起きるが、被害馬の影響が大きくても戒告か1万、そこそこ程度で収まればお咎めなしが通例。
ただ、今回は被害馬が競争中止となっているため、調教注意で2日停止か調教再審査で1日停止となるかと思ったら、調教注意+騎手制裁なしは予想外。
参考事象としてロジクライの安田記念が引き合いに出されそうだが、厳密に1完歩目からの斜行として考えると2019年6月9日東京1R2020年10月17日新潟9Rが参考事象として適当だろう。

落馬事象は騎手責任が認定された段階で騎乗停止となるが、それは酷なのでお咎めなし。というのは分からんでもないが、それをしてしまうと努力目標的に戒告処分を与えている過去事象との釣り合いが取れない。
2020年4月26日京都7Rのレッドモアナのように派手に飛んで発走注意だけで済んでいる例もあるが、これは横から見た時にそこまで後退しておらず騎手制裁に至っていないのも通る。

個人的には、この手の事象に騎手制裁をかけないのは自然ではあるし、この方針が今後も徹底されるのであれば問題ないが、今の所は過去事象との釣り合いが取れていない。
まぁ、ルメールは一昨年に不可解な騎乗停止も食らってるので、2年越しに釣り合いを取ったという解釈としておきたい。

参考事象(2019年6月9日東京1R:戒告)

中山7R
騎手 杉原誠人(ネクストストーリー)
制裁 最後の直線コースで蛇行したことについて過怠金30000円
加害馬 6番 被害馬 1番・9番
短評 直線入口で左ムチで追うも顔を内へ向けながら刺さって1番ジャングルキングを煽る。修正するも、200過ぎに持ち替えて右ムチを入れたらスーッと外へヨレて9番タケルジャックを煽った。
持ち替えた理由は何とも言えないが結果的に裏目。