中京2020年10月4日制裁情報【騎乗停止有り】

斜行:5件【騎乗停止有り】
ムチ:1件

中京1R
騎手 高田潤(フリーフリッカー)
制裁 2周目5号障害手前で外側に斜行したことについて過怠金10000円
加害馬 6番 被害馬 2番
短評 最後の直線で外へ出した際に2番ルグランパントルを軽く煽り、直後の障害手前で逃げる感じで外へヨレてルグランパントルを再度煽った。

「キッチリ障害の正面向けて入れよ~」ってインストラクターから言われそうなやつ。まぁ、競馬だからこれをこなさないといけないんだけど。

中京5R
騎手 和田竜二(レアシャンパーニュ)
制裁 最後の直線コースで内側に斜行したことについて過怠金70000円
加害馬 15番 被害馬 4番
短評 残り400過ぎで右手前に右ムチを入れた際、右手前のまま内へスーッとヨレて4番ヒカルゲンジの進路をカット。
バッサリ行った形だが、新馬戦らしい馬にやられた形で裁量が考慮た感じ。

なお、走行妨害での過怠金7万は昨年6月2日阪神6R以来。
元々複合要因が絡んだ時に課される年数回程度の裁量であるが、昨年の春に審判部長が福田正二氏から菊田淳氏に変わってからは、更に少なくなっていた。
似たような部分だと、調教再審査を伴う騎乗停止処分も無理くり充てがった昨年の安田記念だけ。
この時の人事異動では、福田氏と共に馬術畑のトップだった尾辻氏も馬事公苑に天下っており、以降は扶助や馬の問題よりレースへの影響度が若干重くなった感がある。
その頃の短評を見ると「何か裁量がズレるなぁ」という感想が散らばっている。
今回は、新馬戦で裁量が考慮された感じだが、こういった判定が続くか、少し注目しておきたい。

中京5R
騎手 藤岡康太(ジューンベロシティ)
制裁 決勝線手前で内側に斜行したことについて過怠金10000円
加害馬 8番 被害馬 6番
短評 直線右手前も内へモタれ気味、左ムチで追って持たせていたがゴール前で左手前に変えられた所で内へヨレて6番デリカテッセンを押し込んだ。
中京8R
騎手 幸英明(エターナリー)
制裁 最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金50000円
対象馬 1番
短評 残り300辺りから13連打
中京11R:ポートアイランドS
騎手 加藤祥太(ラセット)
制裁 最後の直線コースで内側に斜行したことについて令和2年10月17日から令和2年10月25日まで騎乗停止(実効4日間)
加害馬 9番 被害馬 15番・11番
短評 残り200辺りで右手前に右ムチを一発ビシッと入れたら左手前に変換。それに気付かなかったか分からないが、そのまま右ムチをいれたら内へヨレて15番ウーリリの進路をカット。

ラセットはムチでの斜行前科三犯な馬だけに、丁寧に乗っていれば防げた感は残るし、騎手責任が問われても仕方ない所。

中京12R
騎手 団野大成(レディオマジック)
制裁 最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金50000円
加害馬 5番 被害馬 14番
短評 直線入口で外の進路へ持ち出した際に14番テイエムイダテンの進路をカット。
完全な騎手誘導でガッツリやった割に過怠金は落ち着いた。
個人的には一枚以上重い制裁でも良い感じだが。