福島2020年4月11日制裁事象【騎乗停止有り】

斜行:3件【騎乗停止有り】
ムチ:1件

福島2R
騎手 斎藤新(カゼノタニノアヤカ)
制裁 最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金50000円
加害馬 2番 被害馬 1番・5番
短評 直線左手前に変わると外へモタれて仕方がない。
左ムチに内手綱を開いて何とか持たせようとするも、残り100辺りから外へヨレて行き、1番コスモビートイットを外へ外へと追いやった。

内外の違いはあるが、状況としては高松宮記念の事象に近い形。
デビュー戦らしい事象で騎手の裁量も考慮されている感はあるが、馬に対しての調教注意は宮記念同様に無し。
一貫しているが、これでいいのかね。

福島3R
騎手 原優介(サンダーボマー)
制裁 最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金10000円
対象馬 15番
短評 残り200手前から20発以上連打した。

内にササる馬を何とかしようとしていたのは分かるが、新人らしからぬ振り切れっぷりである。

福島5R
騎手 熊沢重文(アサクサゲンキ)
制裁 最後の直線コースで外側に斜行したことについて令和2年4月25日から令和2年5月3日まで騎乗停止(実効4日間)
加害馬 6番 被害馬 5番
短評 最終障害飛越後、右手前に右ムチで追い始めると左手前に変換して外へ少しヨレる。
そこで一旦修正するも、外から伸びてきた5番シングンオフビートに対し右ムチで寄せて行く動きが大きくなりすぎて、5頭分ぐらい外へと追いやり最後は接触した。

最後の方は左肘を開いており確信犯的。脚色は事象前後で被害馬が優勢。この寄せ方が脚色にどの程度影響したは微妙だが、僅差のハナ差で脚色に若干でも影響したと判定されれば降着も仕方がない。
類例としては2016年2月6日東京7RのF.ベリー&ヴァンキッシュランの降着事象がほとんどそのまんま。

ちなみに、熊沢は2月1日に油断騎乗で2日騎乗停止となっており、3ヶ月内の再騎乗停止となっているが追加制裁はなし。
油断と斜行の制裁は別枠という扱いの模様。

パトロール映像(正面)

パトロール映像(斜め)

福島8R
騎手 西田雄一郎(ロビンズソング)
制裁 1周目3コーナーで外側に斜行したことについて戒告
加害馬 2番 被害馬 6番・10番
短評 3角手前で位置取り争いから外へ動いた際に6番ロマンテソーロを外へ追いやり、その外にいた10番サンライズアキレスの進路が狭くなった。