門別の2歳馬は何で増えたんだろうかという疑問【その2】

門別の2歳馬が爆発的に増えているというエントリーを出したのが7月16日のこと。
それから2ヶ月余り。新馬戦となるフレッシュチャレンジ競走も8月末で終了した事もあり、一つこの辺でまとめておきたい。

【前回提示した疑問(7月段階)】

・門別の2歳馬が異様な増加率を示している。能検頭数は6月終了段階で前年から95頭増。5回開催終了時点で新馬戦に相当するフレッシュCh競走の出走頭数も70頭ほど増加。前年比30%増ペースである。
・このペースで増加していけば、最終的に200頭近くの増加となり、血統登録馬の増加を門別だけで殆ど吸収してしまう異様な状況となる。
・異様なのだが、その原因が分からない。


【その後の展開(7月以降)】

・増加率は急減速しました


問題を取り上げるタイミングが悪かったんだよクソが

という悪態をつきつつまとめ

6月終了段階では、異様な増加ペースで個人的には更に加速するのでないかとも想像していたのだが、増加率は失速し最終的にデビュー数は前年比85頭増に収まった。
約20%増という比率も他場と大きな差はなく、過去の状況と線で結ぶことは可能だ。

残る疑問として、後半に増加率が失速した原因は何なのかという話になるが、年々育成が前倒されている状況に加え、門別の受け入れも限界に近いという部分もあるだろう。
生産頭数は年々回復しており、門別や南関以外の他場も新馬の増加スピードが上がっていくはずだ。

では、JRAはどうなるのだろうか?

この件に関しては、また次回に。