京都2016年11月20日制裁事象【騎乗停止有り】

斜行:4件【騎乗停止有り】

京都7R
騎手:松山弘平(エマノン)
制裁:決勝線手前で外側に斜行したことについて過怠金50000円
原因:斜行の度合いは中継映像では不明だが、8番ショウナンタイザンが追えない状態になっていた。

20161120京都07

京都9R:秋明菊賞
騎手:A.アッゼニ(ダノンチャンス)
制裁:最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:残り200辺りで馬が外を向いてスーッと外にヨレて2番フェルトベルクの前を横断。脚色差明確で間隔もそこまでタイトではなかったが、雑。

京都10R:衣笠特別
騎手:A.シュタルケ(パープルセイル)
制裁:最後の直線コースで内側に斜行したことについて過怠金50000円
原因:左手前で走ってる所に左ムチ一発入れたら右に1頭半分ほどヨレて1番キンショーユキヒメの走行を妨害した。
被害馬の反応は大きかったが、扶助に対する制裁としては妥当な所か。
手前脚側からムチを打つか否かで制裁の軽重に影響が出るのは、メインレースとの対比で象徴的な事例。

20161120京都10

京都11R:マイルCS
騎手:浜中俊(ミッキーアイル)
制裁:最後の直線コースで外側に斜行したことについて平成28年11月26日から平成28年12月18日まで騎乗停止(実効8日間)
原因:直線左手前で走ってる所に右ムチを入れて外のネオリアリズムへ併せに行くも、並走状態でさらに右ムチを入れた結果、ネオリアリズムを外に押し出す形となり、外にいた馬が軒並み不利を受けた。
完全に騎手要因の斜行で騎乗停止は避けられないと思ったが、開催4週の騎乗停止は逆の意味で予想外。G1レースで上位着順の馬に影響があったことなども加味しての裁定とのことだが、これは今後も大レースの制裁基準に影響を与えそう。

ちなみに、降着に関しては2月に書いたエントリーを見ていただければと思います。
https://jockey-sanction.com/?p=1966

パトロール(正面)

パトロール(斜め)


コメント

  1. 今井 より:

    なぜ、降着としないのか?

  2. 淀三郎 より:

    浜中騎手ミッキーアイルは失格!真っ直ぐ走ってくれてたら多分三連複、複勝取れていた!来年まで競馬しない