メディアボーイが好きだ

メディアボーイが好きだ

水上学の口アングリー。
何度か取り上げた記憶のありますが、競走資源の考え方でミスリードの役割を果たした戦犯の一人ですね。
今回のお題は馬の福祉に関する話で、総論自体は別にどうという事もなく、正直賛成寄りなんですが、中に出てくる数字や根拠がこのサイト的にとても宜しく丁寧に揚げ足取り

「ムチの連続使用回数が7回→5回になった」

正しくは「10回→5回」ですね。
「現場レベルの判定では~」という意見を潰せるのが当サイトの効果の一つです。
わかりやすい揚げ足取りですが、そういった簡易な誤りがゲソの串揚げレベルで並ぶのもこの人の特徴。
JRAが毎年トップリンクも貼って公表している競馬番組一覧およびルールに毎年載ってるんですが、ここを見ていないと思われる文章が年に何度も見られますので、担当編集はここで確認する癖を付けておきましょう。

2022

2023


「獣医に聞いた所、馬の痛覚には刺激が届いていないらしい」

これは水上学に限らない話なんですが、国際的に研究者間でも意見が二分される話を専門家の結論があるかのように書くのは、結論ありきでお抱え学者に意見を述べさせる新聞雑誌とレベル的に大差がない事を自覚した方が良いと思います。
個人的には、ムチに嫌悪感を示す馬が殆どいないんだから大丈夫だろうと思いますが、あくまで個人的なレベルで収めないといけない話です。


「IFHA傘下の馬福祉委員会が勧告している」

してないです。
「裏では~」的な話はあるかもしれませんが、馬福祉委員会が公に出しているのは国際協定を後追いする形で出した原則文書だけです。今回の回数削減もこの委員会が主導してる的な感じで書いてますが、表向きにはそんな事はありません。
これが土屋真光さん辺りが書いていたら「裏ではそんな感じに動いてるのかな?」と思い悩む所ですが、水上氏の文章では「適当に書いてるのだろう」と判断できるのは長年に渡る信頼の為せる技ですね。
ってか、今年の改正は失格ルールを導入したイギリスの動きの方がよっぽど影響していると考えられるんですが、その辺の言及をしないのはどういう事なのかという部分で悩ませてくれます。

ムチルールに影響を及ぼすのはルールの調和委員会と国際協定の方なのですが、何度か書いているように協定のムチルールは3年もの間、改定批准待ちの塩漬け状態である事を認識しておくことは非常に重要です。
あくまで勧告ではなく、協議した上での落とし所であり参加するか否かも統括団体次第であり、これを誤認識しているとJRAに対する批判のやり方を誤ることにも繋がりかねない。
JRAが批准してない協定もありますし、英愛が批准してない協定もあるという認識は持っておくべきでしょう。

で、書きながら気付いたんですけど、この人って過程に興味がない人なんでしょうね。
問題提起そのもは悪くないんですが、なんでその問題が起きたのかという過程を削って解決案を出そうとするんで、「JRAの考えが理解できない」と書けてしまいますし明後日の方向を向いた案も書けてしまう。
メリットとしては、単純で読みやすいので騙しやすい読者がいるって事でしょうか。
この手の内容を読む事で自分を安定させる人ってのは一定数いますからね。