サラブレが好きだ

サラブレが好きだ

って事で、サラブレが休刊。
ダビスタチルドレンとして10年以上買い続けていた雑誌でもあり思い出は色々とあるのですが、まずは敗因から
以前にも書きましたが、個人的にこの雑誌が面白かったのは雨宮邦幸氏が編集長だった時代。
金満血統王国が当たり山河拓也や安福良直らフリーライターの筆も乗ってる頃で、1年区切りの連載コラムも面白かった。
副編だった堀内忠氏が引き継いだ後も路線は変わらなかったものの、ダビスタと共に失速
「フリーライターの寿命は10年」という唐沢俊一の言葉は実によく分かる所で、ライター各々が引き出しに困ってる感がアリアリ。
太田揚士氏が編集長になってからは、それが明確化された印象で、ライター陣はトラックマン系の文章が増え内容は陳腐な予想系が中心でコラムの内容も押し並べて凡庸に。
作ってる当人は必死だったでしょうが、読んでる側からすれば平松さとしや関口隆哉といった「競馬界の面倒くさい人間関係に角を立てず生産力があって使いやすい」人間を使っているようにしか見えず、読んでる側はつまらねぇの一言。
平松さとしの文章で感動できる人って24時間テレビでも感動できそうですよね。
トラックマンの文章は、ネット媒体や新聞媒体の文章量にマッチする人が大半で、雑誌1ページ以上の連載をしてもクセのない文章は読者に何も残らんのです。

優駿やギャロップは毎年エッセイ賞を行ってますが、この辺の雑誌は文章がある程度規格化されているので、単純に面白いから採用、という訳にもいかない。
一方でサラブレはフリースタイルが許される媒体でしたが「面白い文章を持ってこい」の姿勢を取れた形跡を殆ど見れなかったのが残念なところです。
んで、2005年辺りからは惰性で買ってましたが、先に書いた通りブエナの凱旋門挑戦に対する企画の立て方に頭が来て終了。
そこから10年以上持ってたのですから、頑張ったとは思います。

しかし、競馬雑誌も殆ど無くなってしまいましたが、何かやりようはあるとは思うんですけどねぇ。
netkeibaの運営が売上の約5倍、PER約30倍の150億円でミクシィに買収されるってのは、ミクシィの目が節穴相当な成長を見込まれての事であり、すなわち競馬メディア自体の可能性がまだまだあるはずなのですが、それを嗅ぎ分ける人間が果たしているのかどうか。
ってか、角川ドワンゴもミクシィの動きを把握してるはずで、サラブレに対する利用価値も検討して然るべきだとは思うんですけどね。