阪神2015年6月14日制裁情報

阪神9R:三田特別
騎手:酒井学(グランアルマダ)
制裁:最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金10000円
原因:4角半ばからムチをガンガン入れていた。映像で確認出来るだけで30発近いのはさすがにやり過ぎ。

阪神11R:マーメイドS
騎手:岩田康誠(イリュミナンス)
制裁:最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:6番レッドセシリアが外目の開いたスペースを狙って動いた所に便乗して外へ動いたらちょっと勢い付きすぎて軽く接触した。


東京2015年6月14日制裁情報

東京3R
騎手:武士沢友治(セイカアヴァンサ)
制裁:最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について戒告
原因:残り400から断続的にムチを入れ続けた。


東京2015年6月13日制裁情報

東京6R
騎手:木幡初也(ウインティアラ)
制裁:最後の直線コースで内側に斜行したことについて戒告
原因:内の5番ジャンゴが外にヨレて進路が絞られた所に外から8番ウインティアラが外からササリって来た事で、間にいた7番ラバーニュが挟まれ立ち上がった。
20150613東京06


累積制裁点情報を作成しました

作ろうかどうしようか迷ってましたが、思い切って作ってみました。

累積制裁点情報2015

制裁点の計算は以下のルールに基いて作成しています。

1点 戒告
2点 過怠金10000円
3点 過怠金20000円
過怠金30000円
4点 過怠金40000円
過怠金50000円
5点 過怠金70000円
8点 過怠金100000円
10点+α点 騎乗停止(α=騎乗停止日数×2)

リンク先のページは随時更新されていきます。
手作業での集計となってますので、多少のズレはあるかもしれませんが予めご了承ください。


審判の顔が見えないJRA

ルールを捌く審判員は批判される一方で称賛されることは稀です。
競馬における審判員である裁決委員も常に批判にさらされる立場です。
JRAもそんな裁決委員を可哀想に思っているのでしょう。
その日の裁決委員の名前を競馬場でのみ配布されるレーシングプログラムへの記載に留め、ネット上に公表しないという温情を見せています。

大方のプロスポーツでは、裁いた審判の名前が大きく公表されており、問題のある判断を何度も起こす審判には、それ相応の評価が下されます。
しかし、JRAでは担当した裁決委員を調べるのが困難なため、当人への批判が極めて起こしにくい環境となっています。
レーシングプログラムに載せているから情報公開しているという理屈は、建前だけ通して実利を満たさない実に官僚的で素晴らしい手法です。

というかですね、この辺の実情をきっちり整理しないと、裁決問題の根本的解決って無理ですよ。
裁決の基準がどの程度統一されているのかとか、判断の悪い審判員がどの程度含まれているのかとか全然わからない。
評論家の皆さんも色々言いたいことだけ言ってますけど、システムの問題なのか人的な問題なのかすら切り分けも出来ない状況でああだこうだ言っても、何の説得力もないのです。
その結果が、大方の評論家が支持しながらファンからの不満が続出した新採決基準だと思うんですよね。

という事で、結局は競馬マスコミが嫌いという話でした。


東京2015年6月7日制裁情報

東京8R
騎手:柴山雄一(ランディングバース)
制裁:向正面で内側に斜行したことについて戒告
原因:先手を取って最内に入れる所で5番シャラクが窮屈になった。
20150607府中08

東京11R:安田記念
騎手:福永祐一(ヴァンセンヌ)
制裁:最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金30000円
原因:残り200辺りで11番ブレイズアトレイルを煽る感じで外に押し出した。
20150607府中12_1
20150607府中12_2


阪神2015年6月7日制裁情報

阪神6R
騎手:小牧太(ミッキーカーニバル)
制裁:最後の直線コースで内側に斜行したことについて戒告
原因:直線残り250辺りで内に切れ込みながらのスパートで12番クィーンチャームを押した


阪神2015年6月6日制裁情報

阪神6R
騎手:荻野琢真(テーオーヘリオス)
制裁:1コーナーで内側に斜行したことについて過怠金30000円
原因:レース中継画面外で詳細不明

阪神7R
騎手:C.ルメール(アルティマブラッド)
制裁:最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金50000円
原因:18番プリンセスメジャーと5番レディローズの間をに馬体を入れた所で外にヨレて接触しレディローズがバランスを崩した。
接触の度合いは大きくなかったが、レディローズ自身がバランスを崩し気味の所にタイミング悪く当てられたことで被害が大きくなってしまったか。

阪神12R
騎手:加藤祥太(ショウナンランパダ)
制裁:最後の直線コースでの御法(前の馬に接触した)について戒告
原因:外のスペースに馬を出そうとした所で前にいた13番メイショウタラチネを引っ掛けて自爆した。
20150606阪神12


東京2015年6月6日制裁情報

東京6R
騎手:L.オールプレス(ヒアカムズザサン)
制裁:ヒアカムズザサン号の騎手L.オールプレスは,最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金100000円
原因:4角出口で右手前に切り替えた所で外にヨレる感じ膨れて後続馬が外に弾かれた。
現象としては皐月賞のドゥラメンテと共通する部分も。


屈腱炎の幹細胞移植療法(ステムセル療法)に効果が無いという説

2008年頃、屈腱炎の革新的治療法として幹細胞移植(ステムセル移植)という言葉が様々な媒体で踊っていたのを覚えていますでしょうか。
当時、カネヒキリが幹細胞移植を”含む”治療を経て劇的に復活を果たし、尚且つ再発せずに活躍を続けたことから、不治の病とされた屈腱炎を克服できる魔法の新技術として鮮烈な印象を残し、以後、屈腱炎を発症する馬が出る度に幹細胞だステムセルだと紹介される期間が長く続きました。

さて、あれから5年以上が経ち、屈腱炎発症の記事とセットになっていた幹細胞移植という言葉があまり聞かれなくなったように思えます。
なんでじゃろ、という事で2012年に発表されたJRA競走馬総合研究所の「競走馬臨床における再生医療技術の導入に関する研究」という資料に幹細胞移植の研究成果が載っているので、見てみましょう。

移植治療の腱組織再生に関する研究(図2)では、初年度に滑膜リセクターを用いた最新の腱損傷モデ ルの作製法(Schramme,M.,2010の変法)を確立した。2・3年度には、そのモデル馬を活用し、移植治 療の有用性を検証した。移植から6ヶ月間のリハビリを完了した馬の腱組織について解剖学的(修復部の 腱細胞数・微小血管数の比較)および分子生物学的(修復部の腱組織関連遺伝子の発現の比較)に解析し たが、幹細胞移植による組織再生の効果を明らかにするには至らなかった

競走馬総合研究所年報 2012年より

という訳で、幹細胞移植に効果はありませんでした。チャンチャン。

 

ってちょっと待て~い。
一応補足しておくと、馬の再生医療は基礎研究段階で、幹細胞移植に効果が無いといえる段階でもないというのが現状のようです。
一口に幹細胞と言っても様々な種類があり、投入のタイミングや手法なども様々で、結論が出るにはまだ長い時間が必要なようです。
実際に海外では幹細胞移植による腱組織の再生に効果があるとする論文もありますし、ここで引用した情報も3年前のものですから、現在は違った研究成果が得られているものと思われます。

とりあえず、ここでは幹細胞治療にウン千万突っ込んだ馬主の方々へ、基礎研究へのご協力ありがとうございました、と御礼の言葉を残しておきたいと思います。