山田敬士騎手の競走距離錯誤に対する騎乗停止処分について

2018年10月13日新潟6Rにおける山田敬士騎手の競走距離誤認事象に対する制裁が裁定委員会で決定しました。
2018年10月14日(日曜)から2019年1月13日(日曜)までの3ヶ月(実効26日間)の騎乗停止となりました。

以下、JRA原文より

「騎手 山田 敬士は、2018年10月13日(土曜)の第3回新潟競馬第1日第6競走(ダート2,500メートル)においてペイシャエリートに騎乗した際、競走距離を錯誤した。
これは、騎手としての注意義務を著しく怠ったものと認め、日本中央競馬会競馬施行規程第147条第19号により、2018年10月14日(日曜)から2019年1月13日(日曜)まで騎乗を停止する。」

JRA原文リンク


日本中央競馬会施行規程より、開催当日の裁決委員が課せられる騎乗停止期間は30日までと定められており、停止期間が30日を超える場合は裁定委員会による議定により決定されます。

第148条
競馬開催期間内において発生した事由に関する30日以内の調教、騎乗又は馬の出走の停止並びに過怠金の賦課及び戒告の処分は、次項に規定する事項に係る処分を除き、裁決委員が行う。

2 裁決委員は、競馬開催期間内において発生した事由に関し競馬関与の禁止若しくは停止又は30日を超える調教、騎乗若しくは馬の出走の停止の処分を行う必要があると認めた事項その他特に必要と認めた事項については、取調書類に意見を付して裁定委員会に送付しなければならない。

日本中央競馬会施行規程より

という事で、裁定委員会に送られた段階で1ヶ月以上の騎乗停止がほぼ確定していた訳ですが、自分の予想より少し重い停止期間となりました。
まぁ、こういった事象にどういった裁量が適切なのかは、サッパリ分かりませんが。
個人的に、こういった子は応援したいタイプなので、様々なビックリ事象を開拓していってもらいたいものです。傷害事件とかじゃなくてね。


そしてついでに・・・、と言ってはなんですが、角居勝彦調教師の飲酒運転事故に対する裁定委員会も開かれ、2018年7月6日(金曜)から2019年1月6日(日曜)まで6ヶ月間の調教停止処分が下されました。

「調教師 角居 勝彦は、2018年7月6日(金曜)午前0時頃に滋賀県草津市において自家用車を運転していたところ、道路交通法違反容疑(酒気帯び運転)により滋賀県警察に現行犯逮捕され、2018年10月3日(水曜)、大津簡易裁判所から罰金に処する略式命令を受けた。
これは、日本中央競馬会競馬施行規程第147条第20号に該当するため、2018年7月6日(金曜)から2019年1月6日(日曜)まで調教を停止する。」

JRA原文リンク

裁定委員会が開かれるまで随分時間が経ってるし、そもそも書類送検されたのかどうかの報道も出てこないしで状況が全くわからなかった訳ですが、10月3日に罰金刑が確定した事でJRA側の処分も確定となりました。
競馬班の守備範囲外とは言え、書類送検されたかどうかの報道ぐらいは欲しかったなぁ。


コメント

  1. ノーステア より:

    毎週迅速な更新ありがとうございます。独り言を含め大変興味深く拝見させて貰ってます。
    山田騎手の事象とは少しズレるのですが今年の7月と9月に浦和競馬で山崎騎手と仲野騎手が「闘志を欠く騎乗」で騎乗停止を受けてます。
    JRAでは「油断騎乗」を稀に見かけますが同じように「闘志を欠く騎乗」なるものが裁定であるのでしょうか?
    また、この浦和での該当レース含め特定の騎手・調教師・馬主が出走した時に度々発生する異常投票についてお考えがあれば拝聴したいと思っております。
    よろしくお願いいたします。

    • Luthier より:

      コメントありがとうございます

      闘志を欠く騎乗で制裁を課していたら、府中で騎手の半分が消えますね。
      闘志を欠いたわけではないですけど、制裁になったのは勝春が止めたけど馬に異常なかった時ぐらいじゃないですかねぇ。

      地方に関しては、あの使い方で毎回体調良しで真面目に走らせてると思ってるほうがお人好しでしょう。
      事前に決めてるか、返し馬の段階で決めるか、レースに入った段階で決めるかはそれぞれでしょうし、
      そのメッセージを的確に見分けてる人もいれば、下品な馬券の買い方をするオーナーもいるかもしれません
      まぁ、私の想像ですがね。

      • ノーステア より:

        返信ありがとうございます。
        >>地方に関しては、あの使い方で毎回 体調良しで真面目に走らせてると思ってるほうがお人好しでしょう。
        このご意見納得致しました。地方競馬で発走前の馬体検査はほぼ見ないです。
        自分が南関好きで地方競馬との比較ばかりで申し訳ないのですが、中央競馬に比べて審議・降着・騎乗停止が少ないと思います。昨年の全日本2歳優駿でもそう感じました。
        NARはJRAより裁決が緩いのでしょうか?JRAと同じ基準で制裁を与えてないのかそれとも地方騎手が馬を御する能力に長けているのでしょうか?

        • Luthier より:

          地方に関しては、事象を収集してみないとわからないですねぇ。
          過去事例と比較して線で見てみないと、採決の見方がJRAと同等なのか軽いのか適当なのか、何とも言えない所です。
          南関より下の競馬場だと過怠金が生活レベルに直撃するでしょうけど、その辺の匙加減がちょいと気になったり。
          まぁ、自分にはそこまでの余裕はないので誰か有志が頑張ってと。

          ただ、仮定として制裁が少ないとすれば「少頭数だから」という可能性が高いかと思います。
          JRAでは競馬場馬場問わず、頭数が多ければ多いほど制裁発生率が高い。10頭立てと16頭立てだと事象発生率が倍近く違う。
          地方はフルゲートが少なく馬場の関係で馬群がバラけやすいコースが多い等、進路妨害が発生しにくい条件が揃っている競馬場が多数を占めてるのが要因の一つとは言えると思います。

          あと、去年の全日本2歳優駿は難しい事例なんですよ。
          豊が外から抑えた所に前からハッピーグリンが落っこちてきてるという外部要因があるので。
          言葉としてアレですが、どうにでも取れる事象。
          その辺も類似事象があれば論じれるんですけどね。