降級制度を廃止する理由と疑問

このエントリーはyoutubeにアップした厩舎制度の変遷から見る降級制度廃止問題の内容を再構成してデータを補完しつつ文章化したものです。

ダービーが終わり2歳馬がデビューする季節がやってきた。
そして、今年で最後となる4歳馬の収得賞金減額措置、いわゆる降級によるクラスの再編成も実施される。

降級制度を何故廃止するか。
JRAが掲げている「分かりやすいクラス制度にする」だの「レベルの高い競争の実現」というのが建前という見方は、大勢の一致するところだと思う。
ただ、それに対する「やらずが増える」だの「早熟馬に不利」という批判は、制度改正の目的からズレており、議論の核に据えるのは的外れの感がある。

単純に降級廃止の目的だけを言えば、降級によって生じるクラス毎の出走数のバラつきを是正しようというものである。

この一言で終われば簡単であるが、一つの疑問が出てくる。

一体、JRAはなぜ出走数のバラつきを是正しなければならないのだろうか。
そして、バラつきの是正が必要となった問題の根本は何なのだろうか
なぜ?、なぜ?、を突き詰めると、この問題は一つの改革に端を発する事が見えてくる。

降級制度の廃止を語るのならば、この根幹も同時に理解した上で語らなければならない。
なにせJRAが20年近く抱え続ける問題である。
馬券には全く関係ないし無駄に長い話となるが、興味のある人は読んでいただきたい。