地方競馬の競走需給をざっくり出してみた

佐賀競馬(九州競馬)

九州3場という懐かしい響き。
全て沈んだ北関東3場を思えば、佐賀が生き残ってくれただけで儲けものなのかもしれません。
集計範囲内では、佐賀競馬と荒尾競馬の2場開催も含まれていますが、荒尾競馬は2011年を最後に廃止。
その影響が最大のトピックでしょうか。
また、佐賀は2005年まで、荒尾は2008年までアラブ競走が実施されており、影響が若干残っています。

売上の増加に伴い、出走頭数も回数も順当に回復中。
特に何も言うことがないぐらい順当。
荒尾の廃止が佐賀の競走馬供給に与えたという記事を見た事はありますが、数字上は微妙な感じ。下支え程度には効果があったのかなぁ・・・。
気になるのは、2歳馬頭数の回復が鈍い所。
この辺は、九州馬産の状況と直結している感じなんでしょうか。

競走数は12R編成が急増したと思ったら、近年は減少傾向。
高知と同様で、馬房毎の出走需要と競走馬毎の出走需要をどの辺で折り合わせるかの問題になるでしょう。
ただ、高知と違って育成環境はそれなりに残っているので、それを活かすような選択肢を持っている事は強みになるかもしれません。
さすがに宮崎は遠いけど。