福島2022年4月23日制裁事象【騎乗停止有り】

斜行:2件
ムチ:2件
斤量注意:1件【騎乗停止有り】

福島1R
騎手 西谷凜(ダンツカプリ)
制裁 負担重量に関する注意義務を怠ったことについて令和4年4月24日から7月23日まで騎乗停止(実効26日間)
対象馬 8番
短評 スポーツ報知の記事によれば、前検量段階で0.2キロ超過。
レース後の事情聴取でプロテクターの改造が見つかったとの事。
51キロで何度も乗れずに最終的に減量失敗したのは、乗鞍調整をしなかった周囲の問題もあるが、今回は53キロでのコレもんで裁定委員会送りの即日騎乗停止処分。
まだ51で乗ろうとしてちょろまかしがバレる方が理解できるのだが・・・検量の意図的な偽装が見つかったのは98年の穂刈以来か。
穂刈の処分は1ヶ月の騎乗停止だったが、今回は数多の5度の斤量注意制裁に2度の減量失敗を経てのコレ。
重量超過そのものは過怠金レベルではあるが、それは気休め程度であろう。

※2022/6/2騎乗停止日数更新
裁定委員会の結果、3ヶ月の騎乗停止となりました。

福島4R
騎手 小野寺祐太(アンブロジオ)
制裁 最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金10000円
対象馬 2番
短評 おそらく残り100手前から11連打という判定と思われる。
福島8R
騎手 佐々木大輔(グレイトミッション)
制裁 最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金30000円
加害馬 8番 被害馬 5番
短評 直線左手前に変換すると外にモタれてちょっと大変。
内手綱を何度か大きく開きつつ(緩くてあまり利いてないけど)左ムチを入れて頑張らせていたが、残り100辺りで5番ララサンスフルに接触した。見た目の割に高めの過怠金は、ララサンフルとダブルアンコールの着差関係が影響したか。
福島11R:福島牝馬S
騎手 丸田恭介(ホウオウエミーズ)
制裁 最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金30000円
対象馬 11番
短評 残り200手前から13連打
福島12R
騎手 松岡正海(クリノザウルス)
制裁 4コーナーで外側に斜行したことについて過怠金30000円
加害馬 3番 被害馬 12番・7番・11番・9番
短評 4角出口で外の進路へ持ち出そうと12番ファタリテを押し出したら、ドミノ式に外の馬へ影響が広がった。

被害馬の中には大きめのリアクションを見せているのもいたが、過怠金はこの程度。


コメント

  1. R より:

    偽装は平沢健治騎手が同じく保護ベストのクッション材を抜き取った事例がありますね
    ※2002年2月2日(土) 小倉4R 
    平沢健治騎手はその前年にも0.5kg超過(50.5kg)で騎乗するなど減量に苦しんでいた様子がうかがえます

    • Luthier より:

      コメントありがとうございます。

      自分の記憶ですと、当時はプロテクター義務化前なので検量偽装というよりも違法装備の使用という認識だったんですけど、どうだったんですかね。
      任意装備に偽装する意味が分からんというのは置いといてwww
      若手は付けなければいけないとかあったのかな・・・。
      停止期間も含め、穂刈にくらべてあまり話題にならなかった記憶なんですが。