中山2021年12月25日制裁情報【騎乗停止有り】

斜行:2件
ムチ:1件
油断騎乗:1件【騎乗停止有り】

中山5R
騎手 江田照男(ハピネスアゲン)
制裁 向正面で外側に斜行したことについて過怠金30000円
加害馬 1番 被害馬 14番
短評 向正面で行きたがる馬を御しきれず、外へ持ち出そうとした際に14番アスールパーストをガシガシと押し出した。

新馬らしい馬要因ではあるのだが、もう少し収められた感はあり、裁量もそんな感じに。

中山5R
騎手 横山武史(ヴァンガーズハート)
制裁 決勝線手前での御法(騎乗ぶり)について令和4年1月15日から令和4年1月16日まで騎乗停止(実効2日間)
加害馬 6番 被害馬 14番
短評 残り100過ぎに後方外を振り返り差を確認して追うのを緩めたら、内から強襲食らってハナ差逆転された。

今年5月29日:中京5Rの松本に続く油断騎乗による騎乗停止で、裁量は松本同様の2日間停止。
近年はJRAの裁決レポート内に緩めた完歩数が記載されるのだが、今回は「数完歩」と曖昧な表現。
実際問題、腰は上げておらず緩めた部分の評価は分かれるだろうが、個人的には後方確認後からの6完歩ぐらいといった所か。
松本が併走状態で完全に腰上げて4完歩流して2日停止と考えれば、そこまで違和感はないかと思われる。

参考事象(5月29日:中京5R

中山9R:ノエル賞
騎手 菅原明良(クリノサンシャイン)
制裁 3コーナーで外側に斜行したことについて過怠金10000円
加害馬 5番 被害馬 9番・12番・16番
短評 位置取り争いから馬群密集状態で折り合いに難儀。そのまま3角入った際に御しきれぬ感じで外へヨレて9番ハニーリンを押し出した。
中山10R:中山大障害
騎手 蓑島靖典(アースドラゴン)
制裁 最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金10000円
対象馬 8番
短評 直線入口から入線まで20連打以上振り続けた。
開き直ってるやつ。

コメント

  1. マラ男 より:

    お久しぶりです。
    今回の横山武史の事象はJRAの採決不可解と思いました。
    真っ先に思い出したのは1997年の神戸新聞杯サイレンススズカがマチカネフクキタルの豪脚に屈したとき。上村洋行の油断騎乗。今回それに似ています。
    基本管理人さんの書いてる通りと思いますが、どこが騎乗停止の部分なのか。
    それなら、2006年の東京優駿メイショウサムソン石橋守もアウト。
    なら、大差勝ちであってもゴールまで追う姿勢を絶対やめることしない、
    故障の確率が高いので直前で追うことをやめたとか。
    原因を突き止めなきゃダメです。

    • Luthier より:

      コメントありがとうございます。

      97年の神戸新聞杯まんまというのはその通りかと思います。
      なんで制裁がなかったかといえば、当時はそんな制裁は無かったからというシンプルな話で。
      今の運用はここ10年ぐらいじゃないですか?
      黛や四位が盛大にやらかした辺りから、大体固まってきた記憶があります。
      まぁ、この辺は集計してみないとわかりませんが。

      あと、サムソンのダービーは今の基準でも戒告以下ですね。
      以前に書きましたが、油断騎乗の裁量はまずは着順ベースなので。
      着順の入れ替え有無がベースにあって、ついで流した完歩数がくっついてくる。
      今回も上げ下げで先着してたら戒告ですよ。
      流すのは勝手だけど、それによる結果に対する責任は取れという話ですので。