中山2019年3月2日制裁情報【騎乗停止有り】

斜行:4件【騎乗停止有り】
ムチ:2件

中山1R
騎手 C.ルメール(ノワールムーティエ)
制裁 最後の直線コースで内側に斜行したことについて平成31年3月9日から平成31年3月17日まで騎乗停止(実効4日間)
加害馬 6番 被害馬 5番・1番・12番・8番・9番・7番・15番・13番
短評 直線入口で内にモタれて5番タマノカイザーを引っ掛けて落馬させた。
後続馬も避けられず落馬など混乱が生じた。

コーナーの出入り口で内へモタれるのはよくある事象で、特に明確な扶助を入れてない場合は落馬に至っても昨年11月11日京都6Rの秋山のように実効2日間で収まるのだが、満額回答は意外。

要因としては、手前を変える前に左ムチをクルッと見せながら抜いたのが、不適切な扶助として判定されたかもしれない。
前走時も手前を変えるのにモタモタしている馬に対して不用意なムチの抜き方であり、それに反応して内へ斜行し落馬させたのだから騎手責任、という解釈も筋としては通る。

パトロール映像(正面)

パトロール映像(斜め)

中山4R
騎手 草野太郎(グッドトゥヒアー)
制裁 最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について戒告
対象馬 7番
短評 残り200から15連打以上
中山5R
騎手 菅原明良(シュリュッセル)
制裁 1コーナーで外側に斜行したことについて戒告
加害馬 3番 被害馬 4番・11番・15番
短評 1角の入口で外へ膨れて4番アオカチの進路をカット。
いかにも新馬戦であり、いかにも新人騎手な事象。
新人騎手のデビュー戦が新馬というのは、タフなシチュエーションでしたな。
中山5R
騎手 宮崎北斗(コスモエトランジェ)
制裁 最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金10000円
対象馬 9番
短評 残り200から15連打
なにか惰性で打ち続けていたようにも見えたが、新馬戦でそのムチの使い方はどうなのよ。
中山9R
騎手 江田照男(レオアルティメット)
制裁 発走後まもなく内側に斜行したことについて戒告
加害馬 11番 被害馬 9番
短評 先行争いで9番タイキダイヤモンドの進路をカット
中山12R
騎手 大塚海渡(キョウエイスコール)
制裁 発走後に外側に斜行したことについて過怠金10000円
加害馬 1番 被害馬 2番・3番
短評 1完歩目から外へ向けて発進して2番ステラルーチェらの進路をカット。

1完歩目に外へやられるパターンは戒告以下で収まる事が多いのだが、明確な修正扶助を入れなかった事でこの裁量。
また、ゲート内から外へ顔を向けてたのも少々印象悪かったか。
それと、新人騎手に対する教育的制裁という意味合いも含まれているかもしれない。