京都2018年4月22日制裁情報 【騎乗停止有り】

斜行:2件【騎乗停止有り】

京都2R
騎手 加藤祥太(ヴィジャランス)
制裁 最後の直線コースで外側に斜行したことについて戒告
加害馬 11番 被害馬 12番・2番
短評 直線左手前に左ムチを入れるも少々内にモタれる感じを見せたので即座に右ムチに持ち替えて入れようとしたら外へ一気にヨレて12番ボアヴィスタを大きく煽った。
過去も同じように手前に関係なくムチを持ち替えながら追っているが、今回のような悪癖は初のパターン。
予測が難しかったということで戒告に。
今後は追うのに相当気を使う必要がありそう。
京都8R
騎手 武豊(サイモンゼーレ)
制裁 3コーナーで外側に斜行したことについて平成30年4月28日から平成30年5月6日まで騎乗停止(実効4日間)
加害馬 1番 被害馬 7番・5番・8番・9番
短評 3角手前から外へ逃げ気味で、外手綱を絞るも7番シアンと軽く接触。
コーナーに入ると完全に鞍上バタバタで外にヨレてシアンを外へ押し出し。押し出されたシアンが10番アドマイヤジャズに引っかかる感じでバランスを崩して大きく後退、その後ろにいた5番プレシャスロードの走行にも大きく影響を与えた。

正直、アンちゃんみたいな御しきれませんでした斜行で、天下の武豊らしからぬ事象。
裁量的にも前兆を見せていたにもかかわらず明確な修正扶助を行わずに悪癖を招いて落馬相当の不利を与えた、といった判定か。ただ、加害馬のサイモンゼーレは昨年の10月29日新潟6Rで藤田菜七子の騎乗停止事象にもなった馬。
この時も騎手が持っていかれた感のある斜行内容だったが、騎手の手綱感覚以上にやられてしまう馬なのかもしれない。
最近の軽めの裁量が続いていることを考えると重い印象だが、この辺は修正扶助の明確性が影響か。

しかし、競馬界の人気者ツートップを騎乗停止に葬ったサイモンゼーレ。
何とも罪な馬である。