KENTAが好きだ
小林健太ってそっくりさんみたいな本名を覚えてますか?
サラリーマン的なレスラーの多かったNOAHの中で数少ないイデオロギーを感じさせるプロレスを展開していた人でした。
三沢が死んで、小橋は離脱したまま、田上はあの調子で秋山はサイドビジネスにご執心。
陣頭指揮を取れる人間がいない中、最後の3年は何とか変えようという意思も行動も示すものの、ひたすら空回りし続けていた記憶。
今思えば、丸藤森嶋ではなくKENTAに全権を預けておけば、NOAHの命運も変わっただろうなぁ、と思いつつも、それは潰れる方向に加速してたかもしれないなぁ、という気がしないでもない。
WWEのトライアウトを受けて沈没船から一抜け。
でも、イタミ・ヒデオなんて名前をつけられ、80年代B級ハリウッドのような東洋人衣装を着せられて、打撃を入れるたびに観客にアピールして、ロープへ飛ぼうとする度に観客へ目線を送ったりと、WWEに合わせようという意思が強すぎてNOAH時代とは別の意味で空回り。
中邑デビュー後のインタビューで、「俺は言われるがままWWEに合わせようとしてたのに、あいつは日本のままやっている」なんて言ってたけど、WWEもレスラーのアイディアを欲してることに気づけない辺り、プロデュース力や柔軟性に欠ける模様。
度重なる手術と長期離脱を経てWWE本体合流。
今度は黒タイツでストロングスタイル的。
GTSはWWE仕様で微妙な当て方。これならNOAH時代の小気味良くテンポのいい打撃からブサイクニーの方が気持ち良い。
結局、KENTAはイタミ・ヒデオでも小林健太でもなく、KENTAのスタイルで行くのが良いと思うし、KENTAを採用した人間もそういったキャラが欲しいと思うのである。