ロイヤルランブルが好きだ

ロイヤルランブルが好きだ

ブックメーカーでは1人気で勝つんじゃないかと言われていたけど、本当に取るとは思わなんだ。
そして、それ以上に感動したのがAJスタイルズを指名した時の歓声の凄さ。
シカゴやトロント並みに濃い客が多かったのもあるだろうが、新日での評判や評価がアメリカ本土に伝わってるのだろう。

”ニュージャパンの名勝負がレッスルマニアで見れる”

これが商品価値になるのだから、まさに隔世の感がある。


さて、ここで問題なのは、この快挙を日本人にどうやって伝えるかである。
プロレスブームと言われていても、普遍的な存在かと言われればNoであろう。
そんな人々に快挙を伝えるには、どうすればいいのか。
何かに例えるのが一番手っ取り早いのだが、なかなか思いつかない。
真っ先に頭に思い浮かんだのは

”パリ・ルーベを制したぐらい凄い”

であるが、更にニッチなサイクルロードレースファンにしか伝わらない。
モナコGPはちょっと違うような気がするし、野球やサッカーでは例えようがない。
競馬ならグランドナショナルと言えなくもないけど、もう少しいい例えがありそう。
鈴本で主任を取ったはスケールが違うし、ブロードウェイで主役が決まったも正解とは思えない。
というか、ブロードウェイがどれだけのステイタスなのかがよく分からない。
すみません、見栄を張りました。

てな馬鹿話を書いてて「ハリウッド大作の主演が決まった」という例えが案外ハマるような気がしてきた。
そう、中邑に真の評価が下されるのはレッスルマニア。
まだ主役争いに勝っただけ(試合順はセミかその前だと思うけど)。
これでショッパイ試合でもしようものなら、中邑だけでなく日本プロレス界の評価の風向きが変わってしまう。
主演作をヒットさせてこそ、主役を勝ち取った価値が出てくるのである