西浦勝一が好きだ
世代によってカツラギエースやヤエノムテキで駆けた騎手時代とテイエムオーシャンやカワカミプリンセスを手掛けた調教師時代でイメージが分かれる人だと思うが、私の世代だと調教師としてのイメージが強い。
というか、調教師としてテイエムオーシャン4歳時のイメージに引っ張られてしょうがない。
半年ぶりの札幌記念で前走比+38キロのダイナマイトボディーで出走し快勝。
「身重の体でよく頑張った、元気な子供を生んでくれ」とサラブレでネタにされた事を記憶しているが、あの調整は本当に何だったのか謎。
で、2ヶ月開けてぶっつけ天皇賞は-20キロのフィットネスボディ。
馬体重発表時に中山で起きたどよめきを記憶しているが、パドックの見た目はきちんと絞れていて良さげだったものの、結果として秋3戦は見せ場なし。
人も馬もベストの体が何なのかというのは実に難しい。
で、これが関係したのかわからないが、オーシャン引退後にテイエム竹園氏と関係が完全に切れる辺りも謎。
謎といえば、あそこまで本田を重用したのが一番の謎。
騎手時代を通じてそこまで人付き合いの広い人ではなかったが、深い付き合いにする人の基準は何だったのだろう。
単に昔気質とするには、ローテの組み方や調教過程を現代に合わせる柔軟な考え方を評することが出来ないし、最後まで弟子の騎手を取ることはなかった部分とも少々噛み合わない。
G1馬を3頭育て重賞馬も両手に余るほど手掛けた人だが、実績の割に良血馬を手掛けることは少なかった。付き合いを大事にした故かもしれないが、良血化させたテイエムオーシャン産駒もアグネスラズベリ産駒も殆ど預けてもらえてなかった訳で。
色々と謎な部分を考えている間にオチの付け方も分からなくなってしまったのでおしまい。