脚で動かす考え方も好きだ

その1:トントン乗りが好きだ
その2:ムツゴロウさんが好きだ
その3:藤田伸二が好きだ
その4:脚で動かす考え方も好きだ(いまここ)
その5:やきそば乗りが好きだ
その6:鈍い馬が好きだ
その7:蛯名正義が好きだ
その8:幸英明が好きだ

大きく逸れてしまったが、世間で言うトントン乗りとか焼きそば乗り、スリーポイント的な乗り方の話でした。


発進の扶助が脚による圧迫なら、加速の扶助は何だろう。
乗馬的に言うと

脚と騎挫で推進させながら、拳は溜めつつ譲って伸長させる

といった所だろうが、
自分が乗る時には

心のなかで「オラァ」と叫びながら脚で強く圧迫

と、脚に頼って乗る。
典型的な下手っぴであるし、脚に頼る事による弊害は色々とあるし理解はしてるのだが、脚による推進は馬は間違いなく加速するので頼ってしまう。
もう10年ぐらい乗ってないが、今乗っても脚でオラァと動かすだろうな


競馬においても強く脚を入れれば、馬を動かすことができる。
それは90年代後半の地方騎手の流入によって証明されていくとになるのだが、それまでJRAでは脚を強く使おうと意識している騎手は殆どいなかった。
そして、その概念もトレセン村全体で欠けていた。
モンキー乗りの高い鐙では脚を強く使えないという理由もあるだろうが、バテた馬を長い鐙や競馬場によっては拍車で動かすような騎手もいた地方競馬とはあまりにかけ離れていた。

まだまだ続く