斜行制裁の集計結果です。
ムチ制裁集計(2015年)
ムチ制裁の集計結果です
制裁率(2015年)
今年の中央開催も終了したので色々なデータ出していこうかと思います。
まずは、制裁率。
算出方法は制裁回数/騎乗数。騎乗数100回以上の騎手に限定して出しています。
阪神2015年12月12日制裁情報
阪神11R:チャレンジカップ
騎手:M.デムーロ(フルーキー)
制裁:最後の直線コースで十分な間隔がないのに先行馬を追い抜いたことについて過怠金10000円
原因:15番ゼロスと8番バッドボーイの間のスペースを強引に割った
騎手:C.ルメール(ヒストリカル)
制裁:決勝線手前で内側に斜行したことについて戒告
原因:圧力をかける感じで寄せて来た7番シベリアンスパーブに対して逆に押し返した。
東京2015年11月1日制裁情報
東京4R
騎手:M.デムーロ(インペラトーレ)
制裁:向正面で内側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:向正面の位置取り争いで何となく内へ入って6番バイビーティンクの進路をカットした。掛かる新馬を抑えるのに難儀して、上手くコントロールできなかったか。
東京6R
騎手:C.ルメール(チョコレートバイン)
制裁:最後の直線コースで内側に斜行したことについて過怠金30000円
原因:残り200で左手前に切り替えた所から内へ切れ込み、2番アスコルティの進路をカットした。
東京9R
騎手:柴田大知(マイネグレヴィル)
制裁:発走後まもなく内側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:先行争いで外から内に入れるタイミングが早く9番ロッカフェスタの進路をカットし、更に後続馬もドミノ式に軽い不利を受けた。
騎手:柴田大知(マイネグレヴィル)
制裁:2コーナーで内側に斜行したことについて過怠金50000円
原因:前事象に続いて、先手を取り切る所で2番コスモグレースフルの進路をカットした。
東京10R
騎手:柴田大知(マイネルメリエンダ)
制裁:最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金10000円
原因:直線入り口から300辺りまでに10発ほど打ち込み、残り200からは開き直る感じで打ち続けた。
東京11R
騎手:菱田裕二(ラストインパクト)
制裁:2コーナーで内側に斜行したことについて過怠金50000円
原因:コーナーの半ばで突如内にモタれて4番ダコールの進路をカットしながら内ラチに衝突。
新馬やテン乗りでもなく、コーナーの入口で手前を切り替えた所でもない。何か物見したようにも見えないし、全くもって意味不明。
騎手:吉田豊(カレンミロティック)
制裁:決勝線手前で外側に斜行したことについて戒告
原因:入線直前に外へ急斜行して11番ワンアンドオンリーの進路をカットした。パトロールビデオを見た感じだと、前を横切るペルーサに馬が反応したのかも。
京都2015年10月31日制裁情報
京都3R
騎手:秋山真一郎(ランスタン)
制裁:号の騎手は,最後の直線コースで内側に斜行したことについて戒告
原因:直線何度も内にモタれて12番ベルフラワーと接触した。左手前に右ムチと何とか頑張らせてはいたが。
京都5R
騎手:M.デムーロ(カジノブギ)
制裁:最後の直線コースで外側に斜行したことについて平成27年11月7日から平成27年1月15日まで騎乗停止
原因:直線進路を求めて、外目へ持ち出している最中に右ムチ追加発注でそのまま7番ライジングスターにタックル。
ドゥラメンテの皐月賞を引き合いに出されそうだが、悪質度はこちらの方が遥かに上。
皐月賞は扶助に対する馬の過剰反応で予測が困難な事例だったが、今回は左へ一気に動かしてこのまま行けば外の馬と当たりそうな場面で、さらに右ムチではそのまま吹っ飛んで当然。しかもぶち当たるまで修正動作無し。ついでに言えば新馬戦というのも頂けない。
制裁が4日で済んで良かったね。
京都11R:スワンS
騎手:松田大作(テイエムタイホー)
制裁:最後の直線コースで外側に斜行したことについて平成27年11月7日から平成27年1月15日まで騎乗停止
原因:残り200で先頭に立った所で気を抜いて外にフラつき後ろから来ていた8番ローブティサージュを引っ掛けた。
騎手は手綱を開いたり、左ムチを打つなどやれることはしていたが間に合わなかった。
馬がソラを使った事が主要因で騎手責任として2日ぐらいでよさそうだが、重賞レースの落馬事案という事で騎乗停止4日満額回答
京都12R
騎手:水口優也(ピクニックソング)
制裁:発走後まもなく内側に斜行したことについて戒告
原因:先行争いで内へ入れるのがちょっと早かった。