福島2016年4月17日制裁事象【騎乗停止有】
斜行3件【騎乗停止有】
ムチ1件
制裁その他集計結果(2015年)
その他の制裁集計結果です。
制裁内容としては、強引な騎乗、他馬やラチに接触、発馬不良、検量遅れ、携帯電話等。
斜行制裁集計(2015年)
斜行制裁の集計結果です。
ムチ制裁集計(2015年)
ムチ制裁の集計結果です
制裁率(2015年)
今年の中央開催も終了したので色々なデータ出していこうかと思います。
まずは、制裁率。
算出方法は制裁回数/騎乗数。騎乗数100回以上の騎手に限定して出しています。
中山2015年9月19日制裁情報
中山3R
騎手:杉原誠人(カンタベリーマイン)
制裁:4コーナーで外側に斜行したことについて過怠金30000円
原因:4角出口で外の進路を求めて5番ツクバオーキッドを外に弾きだした
2015年6月騎乗停止事例一覧
2015年6月27日:第1回函館3日目函館4R
騎手:杉原誠人(ラナチュール)
制裁:決勝線手前で外側に斜行したことについて平成27年7月4日から平成27年7月12日まで騎乗停止(実効4日)
原因:直線半ばに外へ持ちだしてから右ムチ二連発した所、馬が左に大きくすっ飛び他馬の進路を妨害した。
現象としては皐月賞のデムーロと同様で馬が主要因。過去のレースでも右ムチで左にヨレる面を見せており、テン乗りが仇となったか。
2015年6月27日:第3回阪神7日目9R出石特別
騎手:浜中俊(スナッチマインド)
制裁:最後の直線コースで急に内側に斜行したことについて平成27年7月4日の騎乗停止(実効1日)
原因:直線半ばに抜けだした所でハミをかけ直した所で右にヨレ始め勢いそのまま左ムチを入れた所で、馬が右に大きくすっ飛び他馬の進路を妨害した。
以前にも抜けだした所で右にヨレたことがあったが、浜中は失念をしていたか。
浜中1日、杉原4日。騎乗停止日数の差はどうして生まれのか その2
昨日発生した2件の騎乗停止。
その1では事例内容を見てみましたが、パッと見、差が無いように見えます。
JRAのホームページによれば、制裁は
加害馬の騎手に対しては、その違反行為及び被害馬の被害の程度に応じて厳正に制裁を科しています
とされています。
ということで、騎手の動きと被害の程度を比べてみましょう。
浜中俊@スナッチマインド | 杉原誠人@ラナチュール | |
---|---|---|
右にヨレ始めている所に左ムチ | ムチを打つタイミング | 直進状態で右手前の所に右ムチ |
1回 | ムチを打った回数 | 2回 |
右ムチに持ち替えて修正 | 修正動作 | 体重移動するも、振り落とされないよう耐えるが精一杯 |
約6頭分右へ斜行 | 斜行規模 | 約5頭分左へ斜行 |
14番ネオスターダムが立ち上がり失速しリーサルウェポンに差された。但し、11/2馬身差が入れ替わるレベルだったかは微妙。 | 被害規模 | 9番エアルナが落馬寸前の不利を受けるも脚色は既に並んでおり着順の変動は無かったか。 |
馬の悪癖 | 主要因 | 馬の悪癖 |
鞭の扱いでは浜中騎手、修正動作の有無としては杉原騎手に非があるようです。
被害規模としては、レースに関わる部分としては浜中騎手、危険性では杉原騎手の影響が大きかったようですね。
という事で、この2つの事例に騎乗停止日数の差があるのが理解できないのがわかりました。
いや、本当に杉原騎手の4日がわからない。
どちらも馬原因じゃん、杉原ムチ打つ前にきっちり体制整えてるじゃん。
あれで馬に飛ばれたらしょうがないですやん。
馬に対する注意義務を怠ったとすれば、それは浜中も一緒ですやん。
もうこれは、裁決委員の引きが悪かったと思うしかないんでしょうね。
誰が担当していたかで名前を調べて後追いで見て行きたいんですが、ネット上に公開されていないのが悔やまれる所です。
誰かまとめて調べてくれないもんですかね。
函館2015年6月27日制裁情報
函館2R
騎手:加藤祥太(ローブディアンジェ)
制裁:最後の直線コースで内側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:突然下がってきた7番ドーテを避けるのに内へ急に入れた所、3番ドリームテーラーの進路を大きくカットした。レース展開による綾。
函館4R
騎手:杉原誠人(ラナチュール)
制裁:決勝線手前で外側に斜行したことについて平成27年7月4日から平成27年7月12日まで騎乗停止(実効4日)
原因:直線半ばに外へ持ちだしてから右ムチ二連発した所、馬が左に大きくすっ飛び他馬の進路を妨害した。
現象としては皐月賞のデムーロと同様で馬が主要因。過去のレースでも右ムチで左にヨレる面を見せており、テン乗りが仇となったか。
騎手:長岡禎仁(リコリアーノ)
制裁:4コーナーで外側に斜行したことについて過怠金30000円
原因:前から一気に下がってきた14番サクヤヒメに対して慌てて外に出した所、馬も驚いたように大きく動いてしまい5番スナークソフィアを弾き飛ばす形になった。冷静に対処すれば問題のないタイミングのように見えたが、サクヤヒメが見えてなかったか。
函館7R
騎手:藤田伸二(ジンダバイン)
制裁:決勝線手前での御法(騎乗ぶり)について戒告
原因:ゴール直前に緩めた油断騎乗。手綱を引いて首を伸ばしたのだろうが、それなら戸崎並みに上手い所を見せないと説得力に欠ける所。
函館9R
騎手:藤岡康太(ブレーヴマン)
制裁:向正面で内側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:向正面大まくりで先頭に立った所で直線に入れるタイミングが早かったか。
騎手:藤岡康太(ブレーヴマン)
制裁:最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金10000円
原因:4角出口からムチ打ち通し
函館10R:湯川特別
騎手:丸山元気(テンカイチ)
制裁:4コーナーから最後の直線コースにかけての御法(鞭の使用)について過怠金10000円
原因:4角から残り100までムチ打ち通し