京都2016年2月21日制裁事象

京都1R
騎手:藤懸貴志(ワンダープニヒール)
制裁:最後の直線コースで内側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:直線内のスペースに潜り込んだ所で、下がってきていた4番グランジュテの進路をカットした。

京都3R
騎手:鮫島良太(メモリーサクセス)
制裁:最後の直線コースで外側に斜行したことについて戒告
原因:中継映像では詳細不明

京都10R
騎手:川島信二(ブラッククローバー)
制裁:最後の直線コースで内側に斜行したことについて過怠金50000円
原因:直線抜けだした所で左ムチ三連発で右にヨレて4番シゲルチャグチャグの進路をカット。勢いよく交わしたので後方に下がっていたと思い込んでしまっていたかも?

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制裁率(2015年)

今年の中央開催も終了したので色々なデータ出していこうかと思います。
まずは、制裁率。
算出方法は制裁回数/騎乗数。騎乗数100回以上の騎手に限定して出しています。

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中京2015年12月12日制裁情報

中京1R
騎手:藤懸貴志(アイファーチェリー)
制裁:4コーナーで外側に斜行したことについて戒告
原因:4角内ラチ沿いを周りきれず外に膨れて13番アレッチの進路をカットした。

中京2R
騎手:松田大作(オールオブナイト)
制裁:最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金10000円
騎手:松田大作(オールオブナイト)
制裁:最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:直線外への進路を求めて4番ビーチパラソルに圧力を掛け、ドミノ式に馬群が動いた結果8番ラブミーテンダーの進路が狭くなった。事象としてはワンセットでの制裁で良さそうだが、何故か2つに分割された模様。

中京5R
騎手:五十嵐雄祐(マイネルアダマス)
制裁:2周目5号障害を内側に斜飛したことについて平成27年12月19日の騎乗を停止
原因:最後の2つの障害を連続で障害から逃げる形で斜飛。騎手の問題か馬の問題か初見では難しいが、実は何度も同じ悪癖を見せている馬で制裁は馬要因99%という判断に。
今回の制裁自体は問題ないが、こういった事象が起きる前に調教再審査を課すべきだった。

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参考:2014年12月21日中京未勝利勝利時の斜飛

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中京6R
騎手:小野寺祐太(トーセンテレマーク)
制裁:1コーナーで内側に斜行したことについて戒告
原因:1角の入り口で若干内に入って10番ヴァンクウィッシュの進路をカットした。

騎手:水口優也(オイルタウン)
制裁:4コーナーで外側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:直線入り口で外のスペースへ進路急変更で9番ゼンノイザナギに圧力を掛けた。

騎手:義英真(トーコーヴィオラ)
制裁:最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:直線入り口から外にヨレるのを右ムチで我慢させるが、堪えきれず6番セレッソレアルの進路をカットした。
20151212中京06_3

中京7R
騎手:田中健(キンシロケット)
制裁:最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金50000円
原因:直線抜けだした所で外にスーッとヨレて6番ミスズスターに圧力を掛けた。右ムチで修正しようとしていたのを考えると、ちょっと過怠金が重い感じだが。


福島2015年10月31日制裁情報

福島1R
騎手:藤懸貴志(アテスト)
制裁:発走直後に内側に斜行したことについて戒告
原因:ゲート出1完歩目からいきなりヨレて10番トウショウシェルに当たった。

騎手:横山和生(タマモシルクハット)
制裁:入線後の御法(鞭の使用)について戒告
原因:レース中継画面外では詳細不明。

福島2R
騎手:加藤祥太(リップルトウショウ)
制裁:最後の直線コースで十分な間隔がないのに先行馬を追い抜いたことについて過怠金10000円
原因:12番パステルモーブと13番アポロオスカーの間を強引に割った。ただ、被害馬も左右にヨレヨレだっただけに致し方ない面も。

福島3R
騎手:丸山元気(ショウナンガッチャ)
制裁:最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金30000円
原因:直線入り口から断続的に13発程ムチを入れた。

福島6R
騎手:鮫島克駿(ロウアンドロウ)
制裁:発走後に内側に斜行したことについて過怠金50000円
原因:先行争いで大外枠から一気に内へ入れた結果、複数頭の進路が狭くなった。

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小倉2015年8月9日制裁情報

小倉3R
騎手:藤懸貴志(セレブレイトソング)
制裁:最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について戒告
原因:レース中継画面外で詳細不明

小倉5R
騎手:酒井学(ジーベロニカ)
制裁:4コーナーで外側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:4角出口で上手く捌けず12番スナークレッドの進路を大きくカットした。新馬らしい事象。
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小倉11R:小倉記念
騎手:鮫島克駿(タガノグランパ)
制裁:2コーナーで十分な間隔がないのに先行馬を追い抜いたことについて過怠金30000円
原因:2角で4番ナリタスーパーワンとラチの間のスペースを強引に割った。出遅れて焦っていたか?


松若風馬3つの騎乗停止を検証

松若風馬騎手が5月17日新潟8Rで斜行、修正動作のない継続的な斜行として5月23日から実効6日間の騎乗停止となりました。
松若騎手はこれで今年3度目の騎乗停止です。原因や内容はそれぞれですので、3つの騎乗内容を確認していきましょう。


 

1月11日中京1R
制裁内容:発走後まもなく内側に斜行したことについて平成27年1月24日から平成27年2月1日まで騎乗停止(実効4日)
レース経過:スタートから先行争いで内の馬を交わし切る前に内に入れて被害馬の脚を引っ掛けた。

matsuwaka_1
内の馬を・・・

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引っ掛けた!

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私見:ただの不注意騎乗で普通に騎乗停止。それ以上もそれ以下もなく・・・


2月8日小倉10R:かささぎ賞
制裁内容:4コーナーで外側に斜行したことについて平成27年2月14日の騎乗を停止(実効1日)すると共に、騎乗馬シラユキを平地調教再審査
レース経過:4角周れずに外へさようなら~

matsuwaka2

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私見:乗馬でも同様の現象が稀に見られますが、一旦逸走のスイッチが入ってしまった馬は脚を入れようが手綱を引こうが軌道修正はほぼ出来ません。
ど下手くそな私も似た経験がありますが、ただの軽速歩運動なのに突然制御できなくなるんですよねぇ・・・。

お手本的な意見を述べるとすれば、逸走する前段階で馬の異変を察知して適切な扶助で防がなければならないという事になるのでしょうけど、実際にそれを行うのは困難。
実際に騎手に関係なく、年に何度かは似たような現象が見られ、
近年では2011年ラジオNIKKEI賞のプランスデトワール@横山典弘が有名でしょうか。

Prince d'Etoile

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名手でも防げない・・・

逸走の原因は色々あるのでしょうけど、こればっかりは馬に聞いてみないとわかりません。
この騎乗を取り上げて松若の騎乗が荒いという評価もされるが、この逸走を騎手の責任とするのは酷でしょう。


5月17日新潟8R
制裁内容:決勝線手前で外側に斜行したことについて、修正動作のない継続的な斜行として平成27年5月23日から平成27年6月7日まで騎乗停止(実効6日)。
レース経過:

図1:直線残り400付近
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赤角:松若風馬@レッドシェリフ(加害馬)
黄角:藤懸貴志@ファーストオーサーと平野優@タイセイポラリス

直線、馬場の良い外に出しながら藤懸@ファーストオーサー、平野優@タイセイポラリスと並走状態となる。

図2:
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力強い伸びで並走の2頭を突き放すレッドシェリフ。
抜けだした事を松若は一旦確認。

図3:
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赤角:松若風馬@レッドシェリフ(加害馬)
緑角:被害馬の皆さん

しかし、外から被害馬の皆さんが外から強襲。
外から迫ってきていることを察した松若は左ムチで寄せていくが、外をきっちり確認せずガンガンムチを入れて外に出していった結果・・・

図4
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レース映像:

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私見:外から迫ってきた馬に併せに行くのはいいが、数頭分の進路変更なのに確認を怠りぶつかるまで左ムチを打ち続けたのは完全にアウト。
こういった乗り方を肯定してしまうと競馬が壊れるだけに、一発で6日間の騎乗停止も致し方無い。


同じく騎乗停止の多い若手騎手として菱田騎手が挙げられますが、
菱田騎手が瞬間的な状況変化に対する大きな動作で騎乗停止を受けているのに対して、松若騎手は余裕がある状況から確認を怠った結果の騎乗停止と若干の違いが見受けられます。
最近は両者共に荒い騎乗として評価されているように見えますが、個人的に松若騎手は荒いというよりも注意力散漫と表現するほうがしっくり来ます。

また騎乗停止以外にも、コーナーや直線でふらついた事による制裁が目につきますが、これも脚力不足以上に、騎乗馬に対する集中力不足が原因ではないでしょうか。
減量も減って周囲を見ながらの競馬が要求されるのは確かですが、乗ってる馬をきっちり走らせるのを意識し直して欲しいところですね。