トントン乗りが好きだ

その1:トントン乗りが好きだ(いまここ)
その2:ムツゴロウさんが好きだ
その3:藤田伸二が好きだ
その4:脚で動かす考え方も好きだ
その5:やきそば乗りが好きだ
その6:鈍い馬が好きだ
その7:蛯名正義が好きだ

スーパーボウルも終わりアメフトの季節が終了
競馬モードへ戻るついでに、ちょっと毒っぽいことを書いていきたい。

数年前に色々と話題となった、勝負所で坐骨を付けて屈伸しながら追う騎乗法。
トントン乗りやらやきそば乗りやら、さも以前からある名称のような形で記事になっていたのが記憶に新しい。
ここで、今は亡き元JRA獣医の山本剛氏のコラムから言葉を拝借

トレセンの人間は自分勝手に作った造語をさも共通の専門用語のようにして扱う悪い風潮がある


乗馬にはツーポイント騎乗とスリーポイント騎乗という乗り方がある。
馬体に坐骨(尻)と両脚の3点を接して乗るのが「スリーポイント騎乗」

スリーポイント

お尻を上げて両脚の2点を接して乗るのが「ツーポイント騎乗」

ツーポイント

これは勝手に作った造語ではなく、乗馬を噛じった人なら全員が知っている言葉だ。
こういう正式な言葉があるのだから「スリーポイント騎乗」と言えばいいのに、そういった名称で表現してくれるマスコミが全く現れないのはどういうことなのだろう。
「モンキーの鐙でスリーポイントという名称はおかしいだろう」というのは、ごもっともだが、「トントン乗り」やら「やきそば乗り」とか脳細胞が溶けそうな名称よりよっぽどまともだと思う。

この話の根っこはかなり深いので何回にも渡って続く。