2015年6月騎乗停止事例一覧

2015年6月27日:第1回函館3日目函館4R
騎手:杉原誠人(ラナチュール)
制裁:決勝線手前で外側に斜行したことについて平成27年7月4日から平成27年7月12日まで騎乗停止(実効4日)
原因:直線半ばに外へ持ちだしてから右ムチ二連発した所、馬が左に大きくすっ飛び他馬の進路を妨害した。
現象としては皐月賞のデムーロと同様で馬が主要因。過去のレースでも右ムチで左にヨレる面を見せており、テン乗りが仇となったか。
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2015年6月27日:第3回阪神7日目9R出石特別
騎手:浜中俊(スナッチマインド)
制裁:最後の直線コースで急に内側に斜行したことについて平成27年7月4日の騎乗停止(実効1日)
原因:直線半ばに抜けだした所でハミをかけ直した所で右にヨレ始め勢いそのまま左ムチを入れた所で、馬が右に大きくすっ飛び他馬の進路を妨害した。
以前にも抜けだした所で右にヨレたことがあったが、浜中は失念をしていたか。
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阪神2015年6月28日制裁情報

阪神2R
騎手:池添謙一(メイショウゲントク)
制裁:4コーナーで外側に斜行したことについて戒告
原因:4角出口で内から煽る感じで10番アグネスイヴァンに圧力を掛けた。進路をカットしたというより、被害馬が圧力に嫌気を出した感じ。

阪神3R
騎手:池添謙一(ウインエアフォース)
制裁:発走後の御法(鞭の使用)について戒告
原因:先行争いでムチ連打。

騎手:鮫島克駿(カシノランド)
制裁:最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金30000円
原因:直線断続的にムチを打ち続けた。

阪神11R:宝塚記念
騎手:浜中俊(デニムアンドルビー)
制裁:最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金10000円
原因:直線残り300から断続的にムチを打ち続けた。


函館2015年6月28日制裁情報

函館4R
騎手:丹内祐次(コスモサンズサン)
制裁:2周目向正面で外側に斜行したことについて戒告
原因:下がってきた13番フォギーボトムを交わすためにで外へ出した所で3番ララエクラテールの進路をカットした。


東京2015年6月28日制裁情報

東京10R:清里特別
騎手:宮崎北斗(カフェラビリンス)
制裁:発走後に内側に斜行したことについて戒告
原因:先行争いのやり取りで内の馬が多数狭くなった。


浜中1日、杉原4日。騎乗停止日数の差はどうして生まれのか その2

その1はこちら

昨日発生した2件の騎乗停止。
その1では事例内容を見てみましたが、パッと見、差が無いように見えます。
JRAのホームページによれば、制裁は

加害馬の騎手に対しては、その違反行為及び被害馬の被害の程度に応じて厳正に制裁を科しています

とされています。
ということで、騎手の動きと被害の程度を比べてみましょう。

 
浜中俊@スナッチマインド 杉原誠人@ラナチュール
右にヨレ始めている所に左ムチ ムチを打つタイミング 直進状態で右手前の所に右ムチ
1回 ムチを打った回数 2回
右ムチに持ち替えて修正 修正動作 体重移動するも、振り落とされないよう耐えるが精一杯
約6頭分右へ斜行 斜行規模 約5頭分左へ斜行
14番ネオスターダムが立ち上がり失速しリーサルウェポンに差された。但し、11/2馬身差が入れ替わるレベルだったかは微妙。 被害規模 9番エアルナが落馬寸前の不利を受けるも脚色は既に並んでおり着順の変動は無かったか。
馬の悪癖 主要因 馬の悪癖

鞭の扱いでは浜中騎手、修正動作の有無としては杉原騎手に非があるようです。
被害規模としては、レースに関わる部分としては浜中騎手、危険性では杉原騎手の影響が大きかったようですね。

という事で、この2つの事例に騎乗停止日数の差があるのが理解できないのがわかりました


いや、本当に杉原騎手の4日がわからない。
どちらも馬原因じゃん、杉原ムチ打つ前にきっちり体制整えてるじゃん。
あれで馬に飛ばれたらしょうがないですやん。
馬に対する注意義務を怠ったとすれば、それは浜中も一緒ですやん。

もうこれは、裁決委員の引きが悪かったと思うしかないんでしょうね。
誰が担当していたかで名前を調べて後追いで見て行きたいんですが、ネット上に公開されていないのが悔やまれる所です。
誰かまとめて調べてくれないもんですかね。


東京2015年6月27日制裁情報

東京8R:東京ジャンプS
騎手:五十嵐雄祐(ダノンゴールド)
制裁:最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金10000円
原因:最終障害飛越後からムチ打ち通し

東京9R:日野特別
騎手:蛯名正義(マッチレスヒーロー)
制裁:最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:レース中継画面外で詳細不明

東京11R:夏至S
騎手:嘉藤貴行(リックムファサ)
制裁:発走後に内側に斜行したことについて戒告
原因:10番キタサンミカヅキが躓いたような動きは見せていたが、レース映像では原因不明。


阪神2015年6月27日制裁情報

阪神2R
騎手:浜中俊(エンパイアブルー)
制裁:4コーナー手前で外側に斜行したことについて戒告
原因:中継画面外で詳細不明

阪神3R
騎手:川島信二(ディプロイディ)
制裁:最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:4角外のスペースを狙った所で15番エイシンパサートが挟まれ立ち上がった。
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阪神9R:出石特別
騎手:浜中俊(スナッチマインド)
制裁:最後の直線コースで急に内側に斜行したことについて平成27年7月4日の騎乗停止(実効1日)
原因:直線半ばに抜けだした所でハミをかけ直した所で右にヨレ始め勢いそのまま左ムチを入れた所で、馬が右に大きくすっ飛び他馬の進路を妨害した。
以前にも抜けだした所で右にヨレたことがあったが、浜中は失念をしていたか。
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阪神11R:グリーンS
騎手:M.デムーロ(ローゼンケーニッヒ)
制裁:最後の直線コースで十分な間隔がないのに先行馬を追い抜いたことについて戒告
原因:直線内回りとの合流地点で大きく内回り部分入り込んだ。
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函館2015年6月27日制裁情報

函館2R
騎手:加藤祥太(ローブディアンジェ)
制裁:最後の直線コースで内側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:突然下がってきた7番ドーテを避けるのに内へ急に入れた所、3番ドリームテーラーの進路を大きくカットした。レース展開による綾。
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函館4R
騎手:杉原誠人(ラナチュール)
制裁:決勝線手前で外側に斜行したことについて平成27年7月4日から平成27年7月12日まで騎乗停止(実効4日)
原因:直線半ばに外へ持ちだしてから右ムチ二連発した所、馬が左に大きくすっ飛び他馬の進路を妨害した。
現象としては皐月賞のデムーロと同様で馬が主要因。過去のレースでも右ムチで左にヨレる面を見せており、テン乗りが仇となったか。
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騎手:長岡禎仁(リコリアーノ)
制裁:4コーナーで外側に斜行したことについて過怠金30000円
原因:前から一気に下がってきた14番サクヤヒメに対して慌てて外に出した所、馬も驚いたように大きく動いてしまい5番スナークソフィアを弾き飛ばす形になった。冷静に対処すれば問題のないタイミングのように見えたが、サクヤヒメが見えてなかったか。

函館7R
騎手:藤田伸二(ジンダバイン)
制裁:決勝線手前での御法(騎乗ぶり)について戒告
原因:ゴール直前に緩めた油断騎乗。手綱を引いて首を伸ばしたのだろうが、それなら戸崎並みに上手い所を見せないと説得力に欠ける所。

函館9R
騎手:藤岡康太(ブレーヴマン)
制裁:向正面で内側に斜行したことについて過怠金10000円
原因:向正面大まくりで先頭に立った所で直線に入れるタイミングが早かったか。

騎手:藤岡康太(ブレーヴマン)
制裁:最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金10000円
原因:4角出口からムチ打ち通し

函館10R:湯川特別
騎手:丸山元気(テンカイチ)
制裁:4コーナーから最後の直線コースにかけての御法(鞭の使用)について過怠金10000円
原因:4角から残り100までムチ打ち通し


浜中1日、杉原4日。騎乗停止日数の差はどうして生まれのか その1

昨日は騎乗停止が2件発生しました。
どちらも見た目は似たような事例でしたが、浜中騎手は実行1日、杉原騎手は実効4日と裁定内容は大きく明暗を分けました。
何故騎乗停止の判断別れたのか、まずは2件の事例を見てみましょう。


浜中騎手の事例

制裁内容:最後の直線コースで急に内側に斜行したことについて平成27年7月4日の騎乗停止(実効1日)

レース経過:
直線持ったまま伸びてきた浜中@スナッチマインド。
勢いそのままに残り200で先頭、そこからハミをかけ直して追い始めたると右にヨレ始め、そこに追い始めた勢いで左ムチ一閃。
馬場の真ん中から内ラチまで大きく吹っ飛んだ。
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私見:
原因は単純で抜けだした所で馬が遊びそこにムチが入って大きく吹っ飛んだ形で、馬の悪癖が主要因。
以前から度々似たような部分を見せており、昨年末の犬山特別では先頭に立った所で右に大きくヨレて調教再審査を受けてますし、未勝利を勝った時も抜けだした所で左右に遊ぶ面を見せていました。

過去事例:犬山特別2014

浜中騎手は過去にこの馬に乗っていましたが、半年以上前のことで失念していたのでしょうか。
馬が主要因なのは間違いない所ですが、少々不用意な点があったのも否めない所です。


杉原騎手の事例

制裁内容:決勝線手前で外側に斜行したことについて平成27年7月4日から平成27年7月12日まで騎乗停止(実効4日)

レース経過:
直線内からスルスル伸びてきた杉原@ラナチュール。外からトラストルシファーが進路を絞ってくるが冷静に外へ持ち出し進路を確保、そこから右ムチを二発リズム良く入れた所で大きく左へ吹っ飛んだ。
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私見:
原因はムチに対しての過剰反応。
前走の未勝利戦でも右ムチで左に逃げるようにヨレてますし、過去にも左ムチ連打でヨレないように頑張らせている競馬もあり、左にヨレるのはこの馬の悪癖と見ていいでしょう。

外に出しながらムチを入れて大きく吹っ飛んだ場合は、騎手の責任が問われても仕方のない所ですが、今回はムチを入れる前に真っ直ぐ体勢を整え、尚且つ右手前の状態と右ムチを入れるための準備は十分になされてました。
こちらも馬が主要因ですが、杉原騎手はテン乗りで癖をきっちり把握しきれてなかったのが悔やまれる所ですね。

その2へ続く・・・


三浦皇成9頭落馬事故から復帰後の斜行を振り返る

9頭落馬事故は大きく報道され、鞍上の三浦皇成へ非難の声も多く聞かれました。
騎手の過失としては、かなり微妙な事例でしたが叩かれる状況というのは酷なものです。
こうした環境に置かれると、大抵の人間はおとなしくなるものなんですが、三浦騎手はそんな常識をひっくり返します。
今回はそんな事例。


制裁内容:決勝線手前で急に外側に斜行したことについて平成22年2月13日から平成22年2月21日まで騎乗停止(実効4日)

レース経過:三浦@マイネルスターリーが直線残り100m辺りから左ムチ連打で右にヨレ、武豊@ナリタクリスタルの進路を妨害。
妨害後も更に左ムチを入れ続け更にヨレ続ける謎騎乗。
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背景馬の位置に注目。5頭分ぐらいは外にヨレとるがな・・・。

動画を通しても、被害を受けた武豊の困惑している様子が見て取れますね。

私見:9頭落馬事故の当事者となり叩かれ、そこから復帰してきた週にこの競馬。
普通、自分は悪く無いと思っても多少は萎縮するもんでしょ。
もう呆れる果てるというかなんというか。
ここから復帰した後はさすがに1年近くおとなしい競馬をしてましたけど、その前に反省の色は見せておけよ。
前後関係を含めれば、これは近10年で最悪の斜行事例だと思っています。
こういうトンパチな騎手は大好きなんですけど、世間から叩かれても仕方ないですよね。