井上敏樹騎手の不服申立て裁定結果

先日申し立てられた井上騎手の不服申立ての裁定結果が発表されました。

裁定

本件不服申立ては、これを棄却する。

裁定の概要

10番ナンヨーアーミーの内側への斜行は5番エイシンルカーノへの走行妨害と認められる。その影響を受けた15番サンシャーロットは、外側に進路を取り危険回避せざるを得なかったため、一連の動きの結果として、8番デストリーライズの騎手の落馬に至ったものである。
不服申立人の主張は、8番デストリーライズの落馬について、全ての責任が自らの騎乗によるものではなく、過怠金が相当とのことであるが、10番ナンヨーアーミーの内斜行は走行妨害であることは明らかであり、開催日4日の騎乗停止が相当であるとして、本件不服申立ては棄却された。

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という訳で大方の予想通り駄目でした。
裁定の概要内でサンシャーロットの動きに関して触れていますが、まぁ、採決した側はそう言うでしょうなぁ。
井上騎手がどのような意見陳述をしたのか知りたい所ですが、代理人的なものが立てられれば良いんですけどね。他の騎手や関係者を批判する可能性を考慮すると、裁定委員会が非公開なのはむしろ不服申立人に配慮してるとも言える部分なんですが、申立人一人で立ち向かうのは厳しいでしょう。
何なら自分が名乗り出て戦ってやりたいぐらい(笑)。
でも、今回の件で争うのはちょっと厳しいかな。