福島2017年7月9日制裁事象【騎乗停止有り】

斜行:2件【騎乗停止有り】
ムチ:1件
発馬不良:1件

福島1R
騎手 藤田菜七子(ウインファルコン)
制裁 発走後に内側に斜行したことについて戒告
加害馬 8番 被害馬 5番
短評 先行争いで内へ入れる動きが急で5番ドリュウが少々狭くなった
福島4R
騎手 藤田菜七子(ホウオウステップ)
制裁 発馬機内での御法(突進された)について戒告
対象馬 14番
短評 突進されました。
福島4R
騎手 北村宏司(プロムナード)
制裁 最後の直線コースでの御法(鞭の使用)について過怠金50000円
対象馬 1番
短評 4角から数発入れた後、残り100から11連打。
福島5R
騎手 木幡巧也(ハクサンフエロ)
制裁 4コーナーで外側に斜行したことについて平成29年7月15日の騎乗を停止(実効1日)
加害馬 8番 被害馬 14番・10番
短評 4角コーナリング中に突然左手前に変換した結果、周りきれず外へ逸走する形となり、外にいた2頭を大きく外へ押し出した。
被害馬との着差がハナ差だったことで4着ピースユニヴァースと着順入れ替え(降着基準の考察はこちら)。
今年3月4日小倉2Rの加藤騎手や2015年2月8日小倉10Rの松若騎手と同様の、基本的に騎手ではどうしようもない4角の逸走事例。
降着事象という事で実効4日間停止とならないか心配だったが、前例を踏襲して1日の騎乗停止に収まった。
降着と騎手責任の切り分けをハッキリさせる前例が出来た意義は大きい。
個人的には過去の例も含め戒告でいいケースだとは思うけど。

パトロール映像

パトロール映像(その2)

加藤騎手の事象時に作った動画

加藤祥太騎手の騎乗停止事象について

コメント

  1. マラ男 より:

    お久しぶりです。

    今日の福島第11レース・七夕賞で4番のフェイマスエンド(騎手石川裕紀人)のことです。
    スタート直後、後ろトモを落とし、左へ逃避。5番バーディーイングル、6番ヴォージュ、7番タイゴトツゲキ以下外の馬が玉突き。その後、石川は去勢行動を取ったが、フェイマスエンドは制御不能となり、折り合いを欠く。結果的に先頭のマルターズアポジーの真後ろ2番手に付くものの、ハイペースになって、フェイマス(12着)とマルターズ(11着)共々最下位・シンガイ負け。
    ラビットかどうかは知らないですが、これで石川裕紀人騎手と出走させた鮫島一歩調教師への注意・戒告はすべきでしょう。それとも、玉突きされた騎手から即座に批判がなかったから採決委員は何もしなかったでしょうか。疑問に思えます。

    あと、土曜日中京の11レース豊明特別でのコウエイタケル騎乗した小牧太の乗り方。直線で鞭の連打で左に寄れる。ここは最低限の鞭でいいでしょう。叩けば叩くほど、馬が寄れるのは当然。長年騎手やってそんなことも知らんのか…阿呆。
    今週は騎手の阿呆が目立ちました。

    • Luthier より:

      どうも、お久しぶりです。
      ゲート出のヨレは戒告が飛んでも不思議ではないですよね。
      一完歩目からやられてるのは、取ったり取らなかったりですけど、その辺の基準はわからないです。
      まぁ、制裁とまでは行かなくても裏で注意ぐらいはしてるかもしれませんが。
      先行馬がやりあうのは個人的には気にしないですね。
      むしろ、わざわざオーバーアクションの扶助で主張して「おうやんのか、やれんのか」みたいなやり取りは大好物です。

      小牧は寄せ続けたのはたぶん意図的だったと思います。
      別に持ち替えがめんどいという訳でもなく、ゴール前の厳しい場面でヨレてる馬を修正せずに斜めに走らせるというのは、馬の走りとしては合理的ですから。
      ただ、それは他馬の妨害をしないという大前提の上で成り立つものなので、走行妨害をした段階で0点ですし、模範を示さにゃいかん年齢の騎手としては、どんな場面でも真っ直ぐに走らせるのを良しとした方がいいとは思いますけどね。