デムーロ@ドゥラメンテの斜行は防げた?

無理です。

と身も蓋もない事を言ってもしょうが無いので、時系列で追ってみましょう。


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手綱を右に開いてコーナリングに難儀するミルコの姿が確認できます。
「初の右回りに戸惑った」というコメントは、おそらく真実でしょう。

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その後
、下がってきたコメートに若干寄られます。
この流れ自体は特に問題はないものですが、ここで馬のスイッチが入ってしまった可能性はありますね。
あくまで可能性の話ですが。

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コメートが完全に下がり外への進路が開けます。
勝負に出るべく、ここまで右に手綱を開いて必死に我慢させていたのを開放して軽く左に手綱を引いた瞬間・・・

発射!


現象としては、掛かるのを抑えていた馬を開放した瞬間すっ飛んでいくのに似てますね。
新馬戦なら騎手も考慮して乗りますが、皐月賞本番では、テン乗りでもそこまで注意深く乗ってられません。
藤田や横山典辺りなら違うかもしれませんが、最も結果が求められるレースでの優先順位として正しいかどうかは意見が別れる所でしょう。
制裁としては、騎手に悪意はなく、馬が主要因の斜行なのでこれは1日~2日が妥当なところですが、JRA発表では実効4日ですか・・・。
レースの格と見た目の派手さが仇となりましたかねぇ。