昨日発生した2件の騎乗停止。
その1では事例内容を見てみましたが、パッと見、差が無いように見えます。
JRAのホームページによれば、制裁は
加害馬の騎手に対しては、その違反行為及び被害馬の被害の程度に応じて厳正に制裁を科しています
とされています。
ということで、騎手の動きと被害の程度を比べてみましょう。
浜中俊@スナッチマインド | 杉原誠人@ラナチュール | |
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右にヨレ始めている所に左ムチ | ムチを打つタイミング | 直進状態で右手前の所に右ムチ |
1回 | ムチを打った回数 | 2回 |
右ムチに持ち替えて修正 | 修正動作 | 体重移動するも、振り落とされないよう耐えるが精一杯 |
約6頭分右へ斜行 | 斜行規模 | 約5頭分左へ斜行 |
14番ネオスターダムが立ち上がり失速しリーサルウェポンに差された。但し、11/2馬身差が入れ替わるレベルだったかは微妙。 | 被害規模 | 9番エアルナが落馬寸前の不利を受けるも脚色は既に並んでおり着順の変動は無かったか。 |
馬の悪癖 | 主要因 | 馬の悪癖 |
鞭の扱いでは浜中騎手、修正動作の有無としては杉原騎手に非があるようです。
被害規模としては、レースに関わる部分としては浜中騎手、危険性では杉原騎手の影響が大きかったようですね。
という事で、この2つの事例に騎乗停止日数の差があるのが理解できないのがわかりました。
いや、本当に杉原騎手の4日がわからない。
どちらも馬原因じゃん、杉原ムチ打つ前にきっちり体制整えてるじゃん。
あれで馬に飛ばれたらしょうがないですやん。
馬に対する注意義務を怠ったとすれば、それは浜中も一緒ですやん。
もうこれは、裁決委員の引きが悪かったと思うしかないんでしょうね。
誰が担当していたかで名前を調べて後追いで見て行きたいんですが、ネット上に公開されていないのが悔やまれる所です。
誰かまとめて調べてくれないもんですかね。